ニュース
更新
電気自動車で感電する危険は?「車は水に弱い」を実感した失敗談
ある大雨の日に、車は思った以上に水に弱いのだと実感することになった、筆者が体験したトラブルをご紹介します。
水たまりでエンジン停止…どうする?
ある大雨の中、スバルの初代インプレッサワゴンを運転していると、大きな水たまりに差し掛かりました。アンダーパスではなく、深さもないだろうと、そのまま走行すると、突然車のエンジンが停止。
慌ててエンジンを再始動すると、ボンネットからわずかな煙のようなものが立ち込めてきました。これはまずいと思い、すぐに携帯電話や財布などの手荷物を持って車外にでました。
道路は大きな水たまりにはなっていましたが、車が冠水するほどではなく、少し慎重に通行すれば通れるくらいという印象でしたが、その考えが甘かったのです。
すぐに携帯電話で救助を呼ぼうとしましたが、携帯電話の充電もほぼなく、電波も圏外で通話できない状態だったため、車をその場所に置いたまま、通話できるエリアまで徒歩で移動。警察とロードサービスに連絡でき、車をレッカー移動することができました。
立ち往生した原因は、エンジンルームに水が侵入したことによるものでした。ワゴンタイプの車だったため、わずかな水深でもエンジンルームへの水の侵入を許してしまったようです。
- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...