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「横断歩道4回ルール」歩行者信号点滅時は「止まれ」って意味?右折車の苦悩も…
横断歩道で歩行者信号が点滅していると、慌てて横断する歩行者を見かけることがあると思います。こういった歩行者がいた場合、ドライバーはどのように対処すべきなのでしょうか。
歩行者信号の点滅は「止まれ」の合図
道路交通法施行令では、歩行者信号の青色点滅について「歩行者は、道路の横断を始めてはならず、また道路を横断している歩行者は、速やかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。」と定められています。
つまり、歩行者信号が点滅したら横断を始めてはいけません。このことを知らない歩行者がとても多く、点滅してもまだ間に合うと勘違いして、ダッシュで横断歩道に駆け込んでくる人が後を絶たないのです。
歩行者信号が点滅しているうちに横断歩道に入れば、途中で赤になっても渡っていいと思っている人も多く、すでに信号が赤なのにゆっくり歩き出す人さえいます。
横断中に歩行者信号が点滅したら、横断歩道の半分以上を渡っていたら少し小走りで横断を終えるか、もしくは引き返すなどの対応が求められるでしょう。
- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...