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厳罰化でも減ってない?あおり運転の予防方法や対策について考えてみた
あおり運転の一般的な対処法
ここでもう一度、チューリッヒ保険会社の「2024年あおり運転実態調査」に掲載されたグラフを見てみましょう。次のグラフは、あおり運転されたドライバーがとった対処法を集計したものです。
「道を譲った」が最多で、ほかには「何もしなかった」「ドアや窓を完全に締めてロックした」などの回答が並んでいますね。これらの回答は、あおり運転を受けたときの一般的な対処法といえそうです。続いてもう1つグラフをご覧ください。
こちらの回答は、あおり運転の一般的な予防策と捉えられます。“周囲のドライバーを刺激しない運転”にあたる回答が並ぶなか、「ドライブレコーダーを設置した」が2番目に多くなっていますね。
ドライブレコーダーはあおり運転の証拠を残せますし、「録画中」のステッカーだけでも他車を牽制できそう。ただ、そのドライブレコーダーが普及しつつある現在も、あおり運転は起こり続けているんですよね……。
第三者だからこそ見えた“あおり運転”の本当の原因と対策【知らずにやってないかチェック】
- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...