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車のドアノブが「フラップ式」から「グリップ式」に…最新は「ハンドルなし」に?
最新式のドアはハンドルを使わない方法で開けられる?
近年では、ドアハンドルの形状だけにこだわるのではなく、より開け閉めを便利にする仕組みも採用されています。
1つ目がドアハンドル横に備わった「リクエストスイッチ」。キー(鍵)を持ち歩いた状態で車体に接近し、リクエストスイッチを押すとドアロックを解除できる仕組みです。いちいちキーをポケットから出す手間が省けるため便利な機能となっています。
このリクエストスイッチは近年、リアにスライドドアを採用している車で「自動開閉ボタン」として進化しています。ボタンを押すだけでスライドドアが自動開閉する仕組みで、両手がショッピングバッグでふさがっている時に役立ちます。
主な採用車種で挙げられるのはホンダの2車種で、コンパクトミニバン「フリード」、ハイトールワゴン軽自動車「N-BOX」です。
2つ目が「ハンズフリースライドドア」。この機能も日産のミニバン「セレナ」をはじめ、リアがスライドドアとなっている車種が取り入れています。
スライドドア近くの車体下部にセンサーを装着。キーを持ち歩いた状態で足をセンサーにかざすと、ドアが開閉する便利な機能です。バックドアでも、ドア付近の車体下部にあるセンサーに足をかざすと自動で開閉する仕組みを取り入れている車種がありますが、ほぼ同じ仕組みと考えてよいでしょう。
いまや、車の乗り降り用ドアは、ハンドルタイプに限らずスイッチやセンサーでも開けられる仕組みを取り入れた車が増えつつあります。
グリップ式のノブにスイッチやセンサーを組み合わせて、誰もが便利に使えるのが基本となる時代が到来したといえるでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。