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ニャにしてる!?近所の野良猫に車を傷つけられた…誰の責任?保険は使える?

「大切にしている車の上に野良猫が乗っていた!」猫は、高い所や暖かい所を好むため、車のボンネットは絶好の休憩場所となります。しかし、野良猫が車に傷を付けてしまったら、その責任をどこに問えば良いのでしょうか。

本稿では、国内大手自動車保険会社の代理店責任者である筆者が、責任の所在や自動車保険の使用可否についてお伝えします。

ポイントは飼い猫ではなく野良猫であること

©Caito/stock.adobe.com

結論からいうと、野良猫がつけた傷を第三者に請求することはできません。飼っている人がわかるのであれば、飼い主に請求することは可能です。

しかし、写真や動画など物的証拠がない限り、飼い主に請求するのはご近所トラブルの原因にも繋がります。猫がつけたひっかき傷による車の損傷は、飼い主がわかっていても請求をすることが難しい事例です。

様々なケースが考えられますが、動物による損傷が起きた場合、修理にかかる費用は自己負担となるでしょう。

車両保険が適用される範囲を確認してみよう

大切な車に傷が付けば修理したくなりますね。しかし、その修理費用は決して安くありません。そこで、確認したいのは、自身の自動車保険契約に車両保険が入っているかということです。

車両保険には、一般条件とエコノミー型の2種類があります。自損事故で車が損傷しても補償できる一般条件に対し、相手がわかる車と車の衝突や、物の飛来・物の落下・火災・爆発・盗難・台風などによって車に損害が生じた場合の補償ができるのがエコノミー型です。

では、野良猫等の動物がつけた傷がどこに該当するのでしょうか。

©sorranop01/stock.adobe.com

一般条件に加入していれば、問題なく補償できます。しかし、エコノミー型は全て事故による損傷には対応していません。エコノミー型でも【いたずら・落書き・窓ガラス破損】は補償範囲内ですが、野良猫のつけた傷がこれに該当するか否かは保険会社により対応が異なります。

実際にどのような判断が行われるのかは、事前に加入保険会社へ確認しておきましょう。

近年では、大手の自動車保険会社にて、エコノミー型の補償範囲が車対車Aに加えて「車動物A」という新しい規格が新設されています。こちらの保険であれば、エコノミー型の車両保険でも動物が関連した事故による車の損傷への補償が可能です。

執筆者プロフィール
河野みゆき
河野みゆき
1975年生まれ。経理事務の仕事を経て、23歳で家業の自動車整備販売業を継ぐ。主な業務は自動車販売、車検業務、自動車保険の取り扱いなど。自動車に関する知識を女性目線で発信したいと思い、ライターとしても活...
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