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「こっちが先に見つけたから停めないで」“謎理論”や“逆ギレドライバー”も…駐車場でのトラブルエピソード
自動車は私たちの行動範囲を広げてくれる一方で、維持費や運転操作など「それまでになかった悩み」を生じさせることがあります。そのなかでも、どこに出かける際にも切り離せないのが「駐車場の問題」でしょう。
とくに駐車枠が限られている場所においては、混雑によるイライラが募り、ドライバー間でトラブルに発展するケースも。今回はMOBY読者の方々から寄せられた投稿のなかから、「駐車トラブル」についてのエピソードを紹介します。
「空いてないのはわかるけど…」正直者がバカを見る?
生活用品からレジャーまで、さまざまな需要に応える大型の商業施設は、休日を中心に多くの来場客で賑わいます。そうした施設のなかには「車でないと行きにくい場所」にあるものも多く、駐車スペースの確保が困難になることもあるでしょう。
「大型ショッピングモールが混雑している日によく行くのですが、その際に必ずといっていいほど場内を逆走している車を見かけます。たしかに空いていないのはわかるのですが、逆走してきて空いているスペースを取られると、正しく進んでいる方が嫌な気持ちになります。
あまりに逆走車が多いので、最近では逆走してきても絶対に譲らないようにしています。相手のドライバーは嫌な顔をしますが、その隣で状況を理解している同乗者が謝るジェスチャーをしてくることもあり、そのあとドライバーがダメ出しされていればいいなと思ってしまいます」(20代男性・自営業)
大型商業施設の駐車場においては、管理者側が独自に通行時のルールを定め、ルート上に進入禁止箇所などを示していることがあります。こうした駐車場は基本的に私有地として扱われるため、道交法の適用を受けないケースが一般的です。
しかし、違反に問われないからといって、管理者側が定めるルールを守らなくていいわけではありません。とくに上のような逆走は、「順番どおりの駐車」の流れを妨げるほか、危険な状況を引き起こすケースもあるため、駐車場利用時は管理者の定めるルールに従うようにしましょう。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...