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雪道でのヒハリハット
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「“ぜんぶ雪のせい”では済まされない」間一髪で助かった、雪道での思いがけないヒヤリハット

雪道においては車の挙動が乱れやすくなることはもちろんですが、自転車や歩行者など、道路上のさまざまな交通主体が「いつもと違う動き」をするものです。そのため運転している最中に、思いがけない「ヒヤリハット」に出くわす可能性も考えられます。

今回はドライバーの方々に、「雪道で起きた事故やトラブル」について話を聞きました。

カーブで車線を大きくはみ出してくる対向車

©naka/stock.adobe.com

雪道を走行する際には、スタッドレスタイヤやチェーンによる対策が大前提です。もちろん、そうした備えをしていても、雪道では制動距離が長くなり、カーブでも思ったとおりの方向に曲がれないことがあります。

とくに傾斜のあるカーブが連続する山道などでは、車が「あらぬ方向」に進んでしまう危険性も高まるでしょう。

「スキー場に向かう途中の山道で、下ってきた車が対向車線をはみ出してきて、ミラー同士がぶつかりました。こちらは上りの右カーブを進んでいて、曲がってきた対向車が思いきり膨らんできたので避けようとしましたが、ギリギリで間に合わずに『バコッ』と……。

最悪なのは、その車が止まることなくその場を立ち去ってしまったことです。結構大きな音がしたので、気づかないはずはないと思うんですが……。

結局、友達を乗せていましたし、もともと古い車で傷もあまり目立たない感じだったので、仕方なくこちらも目的地に向かいました。雪も結構降っていたので、警察が来るまで待つのも負担になりそうだなと……」(40代男性)

雪道ではスリップが起きやすいことはもちろんですが、「スリップした車を回避する側」も普段どおりの動きをすることが難しく、「安全運転をしているのに被害を受ける」というケースも多くなると考えられます。

なお、事故があった場合には、必ず警察に通報しましょう。軽い接触であっても、またこちらに過失がないと思われる場合にも、交通事故の際には警察への届け出がドライバーの義務とされています。

やむを得ない事情によりその場で連絡ができない場合には、後から事故現場のエリアを管轄する警察署に出向くなどして届け出ることも可能です。ただし、時間が経つにつれ事故状況を把握することが難しくなるケースもあるため、なるべく早い段階での届け出が求められます。

執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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