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【シネマカー#1】アイ,ロボット
「アイ,ロボット」の作品紹介
- 原題:I, ROBOT
- 制作国:アメリカ
- 制作年:2004年
- 上映時間:115分
- ジャンル:アクション、SF
監督 | アレックス・プロヤス |
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脚本 | アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ヴィンター |
出演 | ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン、ブルース・グリーンウッド、シャイ・マクブライド、アラン・テュディックジェームズ・クロムウェル、シャイア・ラブーフ、エミリー・テナント、ジェリー・ワッサーマン、エイドリアン・L・リカード、フィオナ・ホーガン、シャロン・ウィルキンス |
あらすじ
ロボットとの共存が当たり前となった近未来で、ロボット工学の第一人者ラニング博士が(ジェームズ・クロムウェル)が殺害されるという不可解な事件が起こり、シカゴ市警のデル(ウィル・スミス)は謎の究明に乗り出す。
シネマトゥデイ
おすすめポイント
今だからこそ考えさせられるロボットとの関係性
物語では、人間とロボットが共存するためにロボットに課せられた「ロボット工学三原則」というルールが存在します。それは「ロボットは人間を傷つけてはならない」「ロボットは人間の命令に従う」「 ロボットは自身の安全を守る」という内容。
「人間とロボットの共存」というテーマは、AI技術が進歩している現代だからこそ、考えさせられる内容だと言えます。
映画の原作となったアイザック・アシモフの小説「われはロボット」では、このテーマについてより深く触れているので、興味がある方は小説もチェックすることをおすすめします。
リアリティを追求したCG技術
アイ,ロボットの見どころの1つに卓越した映像技術があります。
映像の「作り物感」を徹底的に排除するため、本編には登場しないロボット役の役者を用意したそうです。また、これによって役者を消して背景を埋め、CGのロボットを合成するという工程が追加。
現代ならモーションキャプチャ技術で一発なところをペイント処理やCGアニメーションで補ったため、ほぼ年単位の時間を要したとのこと。
このリアリティを追求した映像技術によって、2005年のアカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされました。
車にまつわるトリビア
アイ,ロボットの劇中には、主人公の愛車としてアウディの自動運転車が登場します。
この自動運転車は「アウディ RSQ」という車名で、本作のために開発されたコンセプトカーです。
アウディ RSQはレベル5の完全自動運転機能を備えており、主人公が新聞を読んでいる間も自動で走行することが可能。
自動運転は今でこそ現実的なものとなりつつありますが、2004年当時は空想上の存在であると認識されるほうが多かった時代。
SFの乗り物が近い将来実現すると考えると、胸が高鳴りますね。
こんな人におすすめ
- 派手なアクション映画が観たい人
- 近未来的な世界観が好きな人
- 観終わった後に、考えさせられる映画を観たい人
こんな人には不向き
- サイボーグ的な要素を求めている人
- 王道な展開が苦手な人
予告編
アイ,ロボットを配信している動画配信サービス一覧
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- 執筆者プロフィール
- PLOTWIST
- PLOTWIST(プロッツイスト)は、予想外の結末を迎える「どんでん返し映画」を紹介する映画情報メディア。公開年やジャンル、製作国を問わず、多岐にわたる作品の中から厳選した名作情報を掲載している。