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車の日常点検「まったくしない」が3割…そんな車で走らないで!ヤバすぎる“日常点検キャンセル界隈”を覗いてみた
キレイめカジュアルな新入社員、なぜか車はボロボロ

街を走っていると、大きなキズやヘコミを直さないままの車を見かけることがあります。次に紹介するのは、そうした「ボロボロのままの車に乗る人」が知り合いにいるという方のお話です。
「しばらく前、同じ部署に配属された新人の女性社員の話です。いつもキレイめのカジュアルで出社して、メイクも毎日しっかり決めていたので、身なりには気を遣うタイプに見えました。でも、乗っている車が古いベージュの小さなセダンで、かなりギャップがあったんですよね。
ボディもかなりボロボロで、見るたびキズやヘコミが増えているように感じて。それとなく『直さないの?』と聞くと、『もともとおじいちゃんに譲ってもらってキズだらけでしたし、今さらもったいないかなって』と。
そのときは、お金をかけるところは人それぞれだと納得していましたが……。ある日会社の駐車場で、彼女の車のリアバンパーがほとんど外れそうな状態なのを見て仰天。さすがに部品が脱落したら危険ですし、直した方がいいと伝えたんです。
すると翌日、駐車場にあったのは、ガムテープで補修された彼女の車でした。数年して退職していましたが、車はずっとガムテープ補修のままでしたね」(30代男性)
たしかに人によっては、「このレベルのキズならいいか」と放置したまま車に乗りつづけることもあるでしょう。とはいえ部品が外れかかっている状態での走行は、保安基準上の観点から法令違反となる可能性もあります。
走行中に車から積載物や部品を落下させてしまうと、後続車や周囲の車にとって非常に危険な状況につながります。ぶつけてしまった車を自走させる際は、「部品が落ちないか」をしっかりチェックしておく必要があるでしょう。
「教習所で習ったのはなんだったの?」免許を取ってから一番驚いたことは?
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...