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「こんなディーラーは車を売るより顰蹙を買うだろう」販売スタッフの接客がまずすぎた…「どうせ買わないんでしょ」で“塩対応”は本当にある?
多くの人にとって、「車の購入」は人生でそう何度も経験するものではありません。それだけに、「車のディーラーでどう振る舞えばよいのか」がわからない人もいるでしょう。
はじめて車を購入する場合などはとくに、「ディーラーに冷たい対応をされたらどうしよう」と不安になるものです。
実際に、ディーラーを訪れるときに注意すべき点はあるのでしょうか。今回はディーラーで「塩対応」をされた経験のある方々に、当時のエピソードについて話を聞きました。
予約なしで行ったらカタログだけ渡されて…
車のディーラーは基本的に、予約のない飛び込み客にも対応してくれます。しかし一方で、他に商談や試乗の予約が入っていればそちらを優先することになりますから、混雑しているタイミングなどでは十分な案内が受けられない可能性もあるようです。
「はじめて自分の車を買うとき、そもそも今どんな車があるのかも知らなかったので、とりあえず近くにあるディーラーで色々教えてもらおうと、自転車でフラッと立ち寄ってみたんです。
敷地に入ると、営業の方が迎えてくれて、予約の有無を聞かれました。そこで私は『普通は予約するものなのか』と恥ずかしくなってしまい、『車がほしいんですけど、何もわからなくて』としどろもどろに答えて。
営業さんは40代くらいの男性でしたが、そのまま席に通されることもなく、購入の時期や用途、乗車人数などを矢継ぎ早に聞いてきて。
よくわからないまま答えているうちに、カタログを4冊くらい渡され、『ウチだとこの辺りが選択肢になると思いますので、ご検討ください』と、暗に追い返されたようなかたちになりました。
もう少し、実際の車を見ながら案内してもらえるものと期待していたので、ちょっとショックでしたね。結局その後、親の付き合いのあるディーラーに行き、そこでは丁寧に教えてもらえたので、そこで購入を決めました」(20代男性)
ディーラーの営業スタイルはさまざまですが、なかには「買うことが明確になっている客」をあからさまに優先するスタッフもいるのかもしれません。そのため丁寧に案内してほしい場合には、事前に連絡を入れておく方が安全だといえます。
車に詳しくない場合でも、「購入したいけれど、何もわからないので実車を見ながら教えてほしい」などと伝えておけば、知識に応じた説明を期待できるでしょう。
「残クレはやめとけ」「現金一括は値引きなし」車の買い方はどっちにすべき?
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...