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ただのトラブルかオカルトか…本当にあった、車を運転していて起きた怖い話
夏といえば最近の日本では過去に経験のない猛暑やゲリラ豪雨、さらに今年は電力不足も話題(課題?)になっていますが、夏の夜にちょっと涼しさを味わうのもいいものです。
そして、もっと涼しくなりたいと言えば…そう、「怪談」ですね。
今回は、体験を元にした「本当にあった、クルマを運転していて起きた怖い話」をご紹介しますが、別にクルマに乗っていなくても出てくるオバケの話はしませんから、ご安心ください(笑)。
カーブが近づいたのにアクセルを踏む右足が…
とある地方の駅前で、ただまっすぐ走って右へ直角に曲がり、高架下を抜けるだけ…何度も通ったその道を、30年前のあの日もいつも通りに愛車で駆け抜けようと、直線で軽くアクセルを踏み込みます。
次第にカーブが近づき、そろそろブレーキを踏み込もうとした、その時!
「アクセルペダルを踏んだまま右足が固まり、ブレーキどころか、アクセルを戻す事もできない!!」
迫るコンクリート壁、直角のカーブは減速せずに曲がれる速度ではなく、それどころか戻せないアクセルでさらに加速、このままでは突っ込む!と、頭から血の気が引きました。
その瞬間、両手両腕が自由に動くのに気づき、すかさず左手で右足をヒザ下からグイッ!と持ち上げてブレーキ!(左足ブレーキは覚えておくものです)
後にも先にもそんな事は一度きり、何かに呼ばれたのでしょうか…?
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...