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「救急車が足りない!」東京都だけで救急出動が1日3300件以上!統計以来2番目の多さに…救急車ひっ迫アラート発令
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救急車に道を譲らない人が増えたのは車の遮音性が上がったせい?
また、出動が増えていることに加えて、「救急車に道を譲らない人が増えた」ということもSNSでは話題となっています。
救急車を含む緊急車両の走行を妨害することは道交法違反となるだけでなく、妨害したことが原因で搬送中の患者の治療に支障が生じ、妨害したドライバーの過失などが立証された場合には損害賠償責任が伴います。
「車の遮音性が上がりサイレンの音が聞こえなくなった」という声もありますが、緊急車両のサイレンは「車両の前方20メートル、高さ1メートルの位置において、90~120デシベルであること」と定められていて、これは工場の中や飛行機のエンジンの近くに相当する音の強さ。
遮音性が上がっているとはいえ、これだけ音が強いサイレンが聞こえないのは、カーオーディオ等のボリュームを上げてしまっていたり、聴力に問題がある場合がほとんどであることが多いようです。いずれにしても、緊急車両の走行を妨げても良い理由とはなりません。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...