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「救急車が足りない!」東京都だけで救急出動が1日3300件以上!統計以来2番目の多さに…救急車ひっ迫アラート発令
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救急車の現場到着がここ数年で2分伸びた…「たかが数分」が命取り
また、東京消防庁が公表した2023年の平均現場到着時間(出動から救急現場に到着するまでの平均時間)は9分54秒でした。前年2022年は9分43秒となっており、前年より11秒遅れる結果となっています。
直近10年では平均して7分台前後となっており、2分近く到着時間が伸びたことになりますが、2分程度であれば大したことはないと感じる人はいるかもしれません。しかし、救命においては1分1秒が生死を分ける状況にあり、特に心肺停止状態では12分経過後の救命率はわずか3%となってしまうため、そのたった2分で命を落とすことすらあると言えるでしょう。
また、119番への入電も殺到しており、電話がつながりにくい状況であることもあわせて注意喚起しています。少しでも負荷を抑えるため、病院へ行くか救急車を呼ぶか迷ったときは東京消防庁の救急相談センター(#7119)へ電話するよう呼びかけています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...