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日本でのヒッチハイク成功率はどのくらい?危険性は?実際に聞いてみた

ヒッチハイクで危ない目に遭ったことは?

とはいえ、自動車という逃げ場のない空間で、まったくの他人に行き先を委ねるヒッチハイクには、相応のリスクがあると考えられます。

実際に、ヒッチハイク中に危険な目に遭うことはないのでしょうか。

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「自分の経験では、こんなにしてもらっていいのかな、と思うことの方が多いですね。『ご飯食べていきなよ』とか『泊まってく?』みたいなことも結構あるので、いつもお言葉に甘えさせてもらっています。

あぁ、でも1回だけ、乗せてもらった方のご自宅で夕飯をご馳走になっているときに、『実はそのお水は特別で……』という感じで、明らかにマルチ商法と思われる説明をされたことがあります。

他人の家の中だし、ヤバいなこれ、と思いましたね。しばらく話を聞いた後、電話がかかってきたフリをして、親が病院に運ばれたってことにしてその場を逃れました」(イケヤさん)

身の危険とまではいかなくとも、やはり面識のない他人の車に乗る以上、想定外の状況に陥るケースもあるようです。一方のハネダさんは、ヒッチハイクを通じて、人のぬくもりに触れる経験が多かったと語ります。

©Olga Gimaeva/stock.adobe.com

「怖い思いをしたことはほとんどありません。60歳くらいのちょっとヤンチャそうな男性に乗せてもらったら、その方が元暴走族だったことはありました。

気さくな方で全然怖くはなかったんですけど、私が最終的な目的地に着けるかをすごく気にしてくれて、トラックドライバーの仲間の方に電話して『ヒッチハイクしている子がいるから○○まで乗せてってあげてよ』みたいに交渉してくれたんです。

でも、乗せてもらう人との交渉は自分でしないとヒッチハイクの意味がないと思い、恐る恐る断りました。怒られるかと思いましたが、『えらいなぁ!』と言われ安心したのを覚えています」(ハネダさん)

しかし、周囲には怖い目に遭った経験のあるヒッチハイカーもいるようです。

「ヒッチハイクをしている女性の友人もいるんですが、しつこく自分の家やホテルなんかに誘ってくるドライバーも結構いると聞きます。直感的に危ないと思ったら乗らない、と言う人もいますし、そういうことを気にしているうちに気持ちが滅入り、今ではもうやっていないという人もいます」(ハネダさん)

治安がよいとされる日本国内に限っても、2020年に高知県でヒッチハイカーの女性が同乗した車内で男性に刃物で刺される事件が起きており、安全性を担保できない状況も生じうると考えられます。

人とのつながりを実感する貴重な機会にもなりうるヒッチハイクですが、そのリスクについても十分考慮しておく必要がありそうです。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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