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「おい待て!」制止振り切り逃走…ながらスマホで当て逃げの自転車に怒りの声多数

ながらスマホの自転車が当て逃げ事故

東京都足立区の住宅街で、スマートフォンを操作しながら走行する自転車が、路上に停車していた自動車に衝突する事故が発生しました。

事故の様子は被害者の車両に搭載されたドライブレコーダーによって記録されており、自転車は衝突後も止まることなく、被害者の制止を振り切って慌てた様子で路地へと逃走しています。

被害額は約30万円

当て逃げされた自動車はボディに大きなキズが残り、テールランプも損傷したとのこと。

キズについては応急処置によって目立たない状態になったものの、完全な修復には約30万円かかるといいます。

被害者の男性は「ぶつかったものは謝罪があってもいいと思う」と心境を明かしています。

ネットでは法改正を求める声多数

運転免許を必要としない自転車ですが、「軽車両」に分類されるため道路交通法が適用されます。しかし、同じ違反をしたとしても刑罰は自動車より軽くなる場合が多いです。

今回の事件について、ネット上では法改正を求める声が続出。「法律が時代に即していない」「自転車の処罰が自動車よりも軽いのはおかしい」などと指摘されています。

また、「歩きスマホ」や「ながらスマホ」を疑問視する声も。「そんなに大切なやりとりをしているのか」や、「自動車側からしたら本当に迷惑」と怒りをあらわにしました。

「ドラレコがあって良かった」というコメントも

中には「ドライブレコーダーがあって良かった」と、映像が残っていたことで犯人の特定が容易になったことを評価するユーザーも。やはり、現代においてドライブレコーダーの設置は必須だと言えそうです。

東京都では自転車に関する条例を改正

出典:国土交通省

上記画像が示すとおり、自転車損害賠償保険等への加入義務付けは全国で動きが見られており、2020年4月1日時点、15都府県・8政令指定都市において、条例により自転車損害賠償責任保険等への加入を義務づける条例が制定されています。

東京都も「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を改正し、自転車ユーザーの自転車損害賠償保険等への加入を義務化。

この改正には他にも、自転車小売業者や自転車貸付業者、学校等に対して自転車損害賠償保険等の内容に関する情報提供の努力義務化が含まれており、自転車ユーザーの保険加入を促す施策がとられています。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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