更新
運転記録証明書はいつ必要?運転免許経歴証明書との違いは何?
運転記録証明書の交付方法・交付場所は?
事業者一括申請か個人申請
運転記録証明書に関連する業務を担っているのは、自動車安全運転センターです。自動車安全運転センターは運転記録証明書をはじめ、無事故・無違反証明書や累積点数等証明書、運転免許経歴証明書を、申請に応じて交付します。
申請方法は2種類で、まず1つが事業者等がまとめて申請するといった代理申請による方法です。社員の運転記録証明書をまとめて申請できる点は会社側に、押印だけしておけば会社が代わりに申請してくれるという点は会社員・従業員側にメリットがあると考えられます。
郵便局または免許センターで申請する
郵便局と免許センターにて運転記録証明書を申請することができます。証明書の交付手数料は申請場所を問わず1通あたり670円です。郵便局から申請すると払込料金が発生するので若干高くなります。
申請後の受け取りまでにかかる日数は、免許センターであれば3~7日、郵便での申請は1~2週間となっています。急ぎで運転記録証明書を入手したい場合には免許センターを訪れて申請すると良いでしょう。
個人の申請でも代理人による申請が可能です。以下のものを用意しておきましょう。
- 取得する本人から委任を受けたことを証明する書類
- 本人の免許証番号
- 代理人の身分を確認できるもの(運転免許証など)
名称が似ている運転「経歴」証明書との違いは?
運転記録証明書をはじめとして様々な証明書が交付されている中で、運転(免許)経歴証明書と呼ばれるものがあります。
「記録」と「経歴」が異なるだけで運転記録証明書と似た名称ですが、前者が現在進行形で免許を所有している人であるのに対し、後者は過去に免許証を持っていたことを証明する役割を果たすものです。
過去に持っていた免許や現在所有する免許の種類・取得年月日などを証明するもの
運転経歴証明書を通じて私たちは過去に持っていた免許・現在所有している免許の種類や取得年月日を知ることができます。
現在進行形で自動車を運転している人にとってこの証明書の恩恵はわかりにくいですが、自主返納した方や失効した方にとってこれらは大きな役割を果たします。
何故なら世間一般的に、免許証には身分証明書としての役割が備わっているからです。
また、大型免許や第二種免許を取得する際には運転経歴証明書の提出が求められます。
運転経歴証明書についてはコチラで詳しく解説中!
運転免許の紛失や返納についてはコチラ
免許の返納方法や返納する年齢は?
運転免許を紛失したらどうする?
- 執筆者プロフィール