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制限速度なしの無法地帯”アウトバーン”とは?日本で最高速度を出せる場所はどこ?
アウトバーンとは?
ドイツ・オーストリア・スイスに渡って続く自動車用高速道路のことです。ヒトラーの統治下で交通政策として建設されたアウトバーンは、速度制限がないことで有名ですが、すべての区間で速度制限がないわけではありません。推奨速度は130kmとされており、実際にはそんなスピードで走行するのは難しくなっています。
日本で制限速度のない道は?
日本の公道の制限速度は100kmです。せっかく最高速度が300km出せるスポーツカーやスーパーカーを所有していても、実際にそんなスピードで走行できる公道はありません。
日本の走り屋達が「速度制限を無視して愛車の最高速を試したい」、「いったいどこで車の能力を全てを開放すればよいのか」と考えるときに行くべきなのはサーキットです。日本で有名な貸切可能なサーキットをまとめてみます。
鈴鹿サーキット
さまざまな伝説的なレースが行われ、世界でも有数なサーキットである鈴鹿サーキット。車だけでなく、ママチャリレースなども行われています。今となっては遊園地なども建てられ、総合テーマパークになっていて誰もが知る有名スポットです。
富士スピードウェイ
国内で鈴鹿に次いで有名なサーキットといえば「富士スピードウェイ」です。鈴鹿に比べ道幅は広く、全長1,475mの世界でもなかなかないロングストレートがこのサーキットの魅力です。
美浜サーキット
上の二つに比べれば見劣りするかもしれませんが、貸切をするとなるとコスト的にこちらのサーキットのほうが現実的かもしれません。コースは全長1,200mで十分な規模です。
秋ヶ瀬サーキット
都内から最も近いサーキットとして親しまれている秋ヶ瀬サーキット。本来はカートやバイクでの走行がメインですが、貸切で許可さえとれば一般車でも走行可能だそうです。
ツインリンクもてぎ
鈴鹿サーキットを所有するホンダが、日本で2番目のサーキットとして設立したサーキットです。オーバルコースとロードコースの2つコースを併設する世界でも珍しいサーキットです。宿泊施設なども充実しており、関東圏からの家族連れで賑わっています。
十勝スピードウェイ
国内で鈴鹿の次に長いロングコースを有するFIA公認サーキット。冬季は路面が凍結するため注意が必要です。
アクセル全開で走りたい!
バックストレートでのアクセル全開の最高速度、サーキットなら思う存分楽しめます。ただし、貸切走行以外はライセンスが必要な場合が大半なので、事前に走行会の日程を確かめてから参加されることをおすすめします。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...