【車中泊で日本一周中】250泊して見つけた！ちょっと変わった無料施設おすすめ5選！

【車中泊で日本一周中】無料で利用できる施設は、全国各地にたくさんある！

中古で買ったトヨタタウンエースを車中泊仕様にDIY。

2022年6月に富山を出発して250泊以上、つい先日ちょうど車中泊１周年を迎えました。

1周年なのに車中泊365泊にならないのは、途中車検や免許更新で実家へ帰ったり、冬の期間リゾートバイトを行ったりしていたためです。

1年も旅したのに、訪れたのはまだ28道府県。

まだまだ先は長そうです。

全国を巡っていると、無料で利用できる施設が意外と多いことに改めて気付きます。

そこで今回は大小に関わらず、私が訪れたちょっと変わっていると思う無料施設を5つ紹介！

【車中泊で日本一周中】真夏の車中泊に備えて、地元にもどって準備中

梅雨が本格化し、曇りか雨の予報が多くなってきました。

夜の最低気温が20度を超える日も出てきたので、夏用の装備に入れ替えるために一度富山に帰郷中です。

富山に向かう道中で、福井県立図書館と石川県立図書館に寄りました。

雨だったからいうこともありましたが色々と調べ物をしたり、この記事のようなライティング業務をしたり、2時間ほど滞在。

昨今の図書館のクオリティの高さには驚きました！

図書館だけでも様々ありますが、その以外のカテゴリーでも全国にはちょっと変わっていておもしろい無料施設がたくさん。

私が車中泊で250泊した中で、実際に行ってみて「ここはよかった」と感じた施設をぜひチェックしてみてください。

【車中泊で日本一周中】無料施設1.クマの爪痕は怖かった！知床世界遺産センター（北海道）

知床世界遺産センター

住所：〒099-4354 北海道斜里郡斜里町ウトロ西186－10

電話：0152-24-3255

開館時間：夏期（8:30～17:30）

冬期（9:00～16:30）

休館日：夏期（4月20日～10月20日）無休

冬期 （10月21日～4月19日）毎週火曜日

年末年始（12月29日～1月3日）

入館無料

駐車場：160台

知床世界遺産センターHPはこちら

初めて知床を訪れるのであれば、ぜひ寄ってほしい施設の一つです。

知床は、流氷が流れ着く世界最南端に位置し、ここにしかない生態系が見られることから世界遺産に登録されました。

知床界隈には知床の自然や動植物について学べる施設がいくつかありますが、どこか一つは勉強の意味も含めて訪れてみるといいと思います。

知床世界遺産センターで特に印象的だったのは、情報掲示板のクマの爪痕。

地元富山にいてもクマに遭遇したことは一度もなく、登山や山菜採りのときにも見かけることはありません。

知床一体では頻繁に目撃情報が寄せられ、私が訪れたときも親離れしたばかりの兄弟クマに出会いました。

情報掲示板のクマの爪痕を見た後だったので、かわいさと怖さが半々でした。

それはともかく一番注目なのはここ！

センター内のレクチャールームでは、知床の自然に触れるに当たり、守るべきマナーやルールを学べます。

以前、知床の道の駅で平気でゴミを路上に捨てる人を見かけたこともあり、自然を守る意味でもレクチャーを受けて知床の自然を楽しんでほしいと思いました。

【車中泊で日本一周中】無料施設2.日本に1台しかない「風紋発生風洞」！鳥取砂丘ビジターセンター（鳥取県）

鳥取砂丘ビジターセンター

住所：〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971

電話：0857-22-0021

開館時間：9:00～17:00　年中無休

入館無料

駐車場：200台、大型20台

鳥取砂丘の総合案内・観光ガイドはこちら

鳥取砂丘へは平日の午前10時頃〜昼にかけて訪れました。

散々砂丘の上を歩き、走り回って、最後の最後に鳥取砂丘ビジターセンターへ。

施設はそれほど大きくないのですが、1日に何回か30分ほどのワークショップが行われています。

日本に1台しかない装置「風紋発生風洞」を使うワークショップでは、間近で砂の模様ができる過程が見られるので最前列に座りました。

風紋が装置で作られた最後に、スタッフの人が「きれいな風紋を見るには朝か夕に砂丘に行ってください」と……。

そのとき「あぁ、真っ先にビジターセンターに来るべきだった…」と思いました。

特に朝は人が少ないので、幻想的な風景が拝めたのかもしれないと思うと後悔しかありません。

あの炎天下の中歩き回った自分の時間が少し無駄に感じました。

突然現れる景色も驚きが大きいですが、メジャーな観光スポットは事前情報を仕入れておいた方がいいと思います。

【車中泊で日本一周中】無料施設3.限定ウイスキーも手に入る！ニッカミュージアム（北海道）

ニッカミュージアム

住所：〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7-6

電話：0135-23-3131

開館時間：9:15～16:15

休館日：年末年始

入館無料

駐車場：72台、大型20台

ニッカミュージアムHPはこちら

私はスコッチ派でピート臭がきついものを好みますが、最近はジャパニーズウイスキーにも注目しています。

近頃は世界でも国産ウイスキーの評価が高く、特に「山崎」や「白州」は大人気。

2014年度にNHKで放映された「マッサン」では、ニッカウヰスキーの生みの親・竹鶴政孝さんの物語が描かれ大好評でした。

ニッカミュージアムは、そんなニッカウヰスキーブランドに触れられる見学施設。

2023年には第2期工事を終え、装いを新たにオープンしました。

とにかく、施設全体が素敵です。

各銘柄の生い立ちや竹鶴政孝さんの思い、ブレンダーさんの苦悩、色々なものが詰まっています。

販売コーナーでは余市でしか買えない限定品もありますし、試飲は有料ですがなかなか日常では飲めないものもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

私は余市限定のウイスキーを3本ほど購入。

1本はすでに空ビンとなりましたが残りの2本はこれからです。

お値段が張るものを購入したので何かのお祝いのときにでも開けたいと思います。

改めてウイスキーについて知ることができたので、その後に飲むウイスキーはいつも以上に美味しく感じます。

【車中泊で日本一周中】無料施設4.図書館というよりはブックカフェ？！ゆすはら雲の上の図書館（高知県）

梼原町立図書館（ゆすはら雲の上図書館）

住所：〒785-0610 高知県高岡郡梼原町梼原1212-2

電話：0889-65-1900

開館時間：9:00～20:00

休館日：毎週火曜日、毎月最終金曜日

入館および資料の貸出は無料

駐車場：無料駐車場有

梼原町立図書館（ゆすはら雲の上図書館）HPはこちら

本記事の最初の方で少し触れましたが、最近ハマっているのが図書館巡り。

私は雨のときやこの記事のようなライティング業務があるときに、図書館を利用しています。

全国各地には、ここ10年でリニューアルした図書館や新しく建てられた図書館がたくさん！

どれも外観から内装までデザインが凝っていて、施設ごとに個性があっておもしろいです。

本がずらっと並んでいて、中学生が黙々と勉学に励み、新聞コーナーで目を細めたおじいさんが小さい活字とにらめっこ……なんていう光景は昔の話。

時代の潮流に合わせて図書館が変わってきているように思います。

また最近の図書館建設には著名な建築家の方が携わっていることが多く、建物自体を楽しむこともできます。

館内にはソファーのある部屋や、充電ができるスペースも！

さらに驚いたのが、館内のカフェで品物を購入すれば図書館内で飲食ができること。

図書館というよりはブックカフェと言った方が合っているような気がします。

ここ梼原町立図書館は蔵書の種類が豊富なので、おかげで好きなミュージシャンの知見が深まったり、今興味を持っているメキシコやベトナムの現地情報が手に入ったり、新たな発見もありました。

今後も良さそうな図書館を見つけて訪れたいと思います。

【車中泊で日本一周中】無料施設5.昔ニュースでよく見たところも！なるほど！やんば資料館（群馬県）

なるほど！やんば資料館

住所：〒377-1301 群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑1121-31 八ッ場ダム管理支所内

電話：027-251-2021（国土交通省　関東地方整備局　利根川ダム統合管理事務所）

開館時間：9:30～16:30　年末年始

入館無料

駐車場：150台以上の無料駐車場有

なるほど！やんば資料館HPはこちら

いつのことだったでしょうか。

政権交代により、いくつかの公共事業が中止もしくは延期になりました。

連日報道されていたニュースの一つが、この八ッ場ダムの建設中止問題。

気になっていたので資料館へ訪れました。

資料館ではダムの役割や歴史が紹介されていましたが、当時のモメ事は少ししか紹介されていませんでした。

ダムの役割に関しては確かにと思うことが多く、水害を考えれば致し方ない部分があると個人的には思いました。

資料館での知識の詰め込みはほどほどにして外へ出てみると、そこには圧巻の風景が！

写真はタイミングよく水陸両用バスで巡るダックツアーの水陸両用バスがダム湖に降りたところです。

なかなか素敵だと思いませんか。

水陸両用バスで行く！YAMBAダックツアーHPはこちら

【車中泊で日本一周中】250泊して見つけた！ちょっと変わった無料施設　まとめ

まだまだ紹介したい、無料で楽しめる施設がたくさんあります。

どれも無料とは思えないクオリティの高さ！

無料だからということを抜きにしても、訪れてみればその土地に関する知識も増え、楽しさ倍増です。

今回紹介した5施設以外にも面白そうな施設が全国各地にたくさんあるので、ぜひ訪れてみてください。

※各施設の情報は最新の情報ではない可能性もあります。おでかけ前に最新の公式情報をご確認ください。

ライター：Kazzz

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