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【ベストシーズン到来!】春の車中泊の注意点・あるといいものをご紹介
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
春は車中泊をするのにベストシーズン!
「春」は1年を通して車中泊をするにはベストシーズンと言えます。
累計100泊以上キャンプや車中泊を楽しんでいる筆者も、春は特にお気に入りの季節です。
冬は寒さを理由になかなか車中泊に出かけられなかった方も車中泊旅の再開や、春から新しいことへの挑戦としてはじめての車中泊をする方も多いでしょう。
とはいえ、春の車中泊で気を付けるポイントは多くあります。
本記事では「春の車中泊での注意点」や「春の車中泊であると便利なモノ」をお伝えしていきます。
快適な春の車中泊を楽しんで素敵な思い出にしたいという方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、さっそく行ってみましょう。
春の車中泊がベストシーズンな理由
冒頭でもお伝えしましたが、なんといっても「春」は車中泊をするのに年間を通して最も気持ちのいいシーズンです。
その理由は大きく2つあります。
一つ目は「野外で過ごすのには最適な気温」であるということ。
そして、もう一つは「虫も少なく快適に過ごせる」ということです。
それぞれ具体的に紹介していきます。
野外で過ごすのに最適な気温
寒い冬はどうしても外に出たくない、寒さに耐えられる気がしない、と車中泊やアウトドアに出かける方も少ないはずです。
しかし、3月4月と温かくなってくると外の気温が心地よくアウトドアに出かける方も増えてきます。
実際に冬季は閉鎖していたキャンプ場も営業を再開する場所もあるでしょう。
そういった車中泊ができるスポットも増えていく時期なのも春から車中泊を再開するのにベストシーズンと言えますね。
また、温かくなってくると桜や菜の花など、より一層自然を楽しめる場所も増えてきます。
日本の桜は海外からも観光客が多く訪れるほど美しく人気があります。
桜を楽しみながら同時に車中泊ができるスポットなんかを探すのもいいですね。
虫が少なく快適に過ごせる
春が車中泊に最適な理由の2つ目は、「虫が少ない」と言うことです。
虫が苦手という女性でも春なら快適に過ごせるといったメリットがありますね。
気温が上がれば上がるほど蚊やハエなど気になるという方も多いですが、春の温かさではまだそこまで虫も気にならないでしょう。
春の車中泊の注意点
「春が車中泊に最適なシーズン」だということは伝わったかと思います。
とはいえ、「春の車中泊には注意しておかなければいけないこと」もいくつかあるので、ご紹介していきます。
春の車中泊で気を付けておくべきポイントは以下の3つです。
・突然の寒波への対応
・花粉症の人は要注意
・気温差による食材の管理
それぞれ具体的に紹介していきます。
車中泊に出かけたあとに「対策が不十分だった」と言うことのないようにしっかりと確認しておきましょう。
突然の寒波への対策
春は日中と夜間で気温が大きく変わるため、車内の温度管理にも注意が必要です。
日中は暖かい場合でも、夜間は気温が下がって寒くなることがあります。
寒暖差に備えて暖かい服装や毛布、寝袋も用意しておきましょう。
暖かいから大丈夫!と油断せずに「もしかしたら寒いかもしれない状況」を想定して温かく過ごせる道具や服装も考えておくといいですね。
花粉症の人は要注意
春は1年を通して花粉の飛散量が多い時期とも言えます。
車中泊の時でも手軽に取り入れられる花粉症対策は以下の5つあります。
・マスクの着用
・目の保護
・服装で対策
・薬の服用
・花粉の量が少ない地域に行く
マスクにはPM2.5や花粉から守ってくれる効果があります。
車中泊の時は野外で過ごす時間が長くなってしまいますが、なるべくマスクをして花粉症対策をするようにしましょう。
また、サングラスやメガネの着用によって花粉が直接目に入るのを防げます。
なるべく花粉を身体に入れないことが重要なので保護できる場所はしっかりと保護しましょう。
同じように、服装でも花粉から身を守ることはできます。
たとえば帽子を被ることで髪の毛につく花粉を防ぐことができます。
さらに、花粉が付きにくい洋服への開発も近年では進んでいるので服装で工夫してみるのもいいでしょう。
さらに花粉症対策としてできるポイントとしては、花粉の飛散量をニュースやネットで調べて行動する場所を検討することも重要です。
花粉の量が比較的少ない地域に行くことで花粉の症状を抑えることも可能です。
また、車中泊に出かける際には普段使用している花粉の薬や目薬を忘れないようにしてください。
気温差による食材の管理
冬はあまり気にしなくてもよかった食材の管理ですが、温かい季節になると保存方法に注意する必要があります。
寒い時期であれば多少常温で食材を保管していてもすぐに傷んでしまうということはありません。
しかし、温かい季節になると短時間でも食材は傷みやすくなります。
特にお肉などの生ものはこの時期から食中毒などに注意して管理するようにしましょう。
食材を日の当たる場所に置いておくということはなるべく控えると良いですね。
できればポータブル冷蔵庫で保管するのが望ましいですが、ポータブル冷蔵庫を持っていないという方も多いはず。
そういった場合にはクーラーボックス内の保冷材の量を調整するなどで対応するのがベストです。
春の車中泊であると便利なもの
春の車中泊で気を付けておきたいポイントについて解説してきました。
ここからは実際に「春の車中泊であると便利なモノ」をご紹介していきます。
春の車中泊であると便利なものは以下の3つです。
・ポータブル電源
・毛布やカイロ
・蚊帳
「気温も高く温かいから大丈夫」と油断していると突然の寒波に遭遇、なんてことが起こりえます。
そういった状況でも冷静に対応できるようにしっかりと準備しておくといいでしょう。
【ポータブル電源】もしもの時に安心
ポータブル電源は万が一の電力の確保に役立ちます。
意外と知られていませんが、スマホやカメラは寒い時期にはバッテリーの消耗が激しくなります。
誰かに連絡をしなければいけない時や緊急時などにスマホが使えないと困りますよね。
そんなときでもポータブル電源を持っておくと安心です。
もちろん年に数回しか使わない、何を選んでいいか分からないという方はモバイルバッテリーでもOKです。
スマホが充電できる用意を必ずしておくということを忘れないようにしましょう。
【毛布やカイロ】寒さ対策に便利
場所によっては朝晩の寒さが残る地域も考えられます。
毛布やカイロは持っておくと寒波にあったときでも安心ですよね。
春だから大丈夫、と道具を最小限にするのではなく念のための毛布やカイロなども持っておくと安心でしょう。
たとえ使うタイミングがなくても、毛布を持っている、カイロがあるという気持ち的な安心感は車中泊をする上で大切になってきます。
【蚊帳】不快な虫への対策
春は年間を通して虫も少なく過ごしやすい時期です。
とはいえ、人間と同じように虫たちも活動を始める時期でもあります。
不快な虫が車内に入るのが嫌だ、困るという方は蚊帳を用意しておくと安心ですね。
蚊帳はコンパクトに折りたためて、マグネットで簡単に取り付けられるものも多いのでご自身の車のサイズに合った蚊帳を用意しておきましょう。
春の車中泊で気を付けておくべきポイント
いよいよ車中泊のベストシーズンがやってきます。
どこに行こうか、計画を立てて楽しみにしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
とはいえ、しっかりと対策をしておかないと「残念な思い出」になってしまう可能性も考えられます。
「最近の気温は温かいから大丈夫」と油断せず、しっかりと対策をして車中泊に出かけましょう。
楽しい春の車中泊のコツをお伝えしました。参考になったら嬉しいです。
最後までありがとうございました。
ライター:さん子
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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