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これを揃えておけばOK!!車中泊旅にあると便利な調理道具10選!!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
車中泊を始めようと思っても何から道具を揃えていいか分からない方も多いはず。
今回は車中泊歴10年の筆者が車中泊の際に使えるおすすめの調理器具10選を紹介していきます。
道具一つで車中泊の快適さは変わると言っても過言ではありません。いろんな経験や失敗をしてきたからこそ、同じような失敗を避けて車中泊を楽しんでもらいたいです。
この記事の道具を揃えれば快適な車中泊での調理が可能になります。
車中泊をやってみたい。でも何を購入したらいいのか分からないという方はぜひ参考にしてください。
今回紹介するギアがあればほとんどの食事に対応できますよ。
さっそく今回紹介するおすすめの調理道具10選の特徴やメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。
目次
- 車中泊おすすめの調理道具1.イワタニプリムス・ウルトラバーナー
- 車中泊おすすめの調理道具2. トランギア・ケトル【0.6L】
- 車中泊おすすめの調理道具3. ナルゲンボトル【0.5L・1.0L】
- 車中泊おすすめの調理道具4. トランギア・メスティン【レギュラー】
- 車中泊おすすめの調理道具5.オピネルナイフ#9(ステンレス)
- 車中泊おすすめの調理道具6.スノーピース・スクー
- 車中泊おすすめの調理道具7. スノーピーク・チタンマグカップ【300ml&450ml】
- 車中泊おすすめの調理道具8.スノーピーク・チタンシェラカップ
- 車中泊おすすめの調理道具9.まないた
- 車中泊おすすめの調理道具10.ANOBA・マルチギアコンテナM
- まとめ
車中泊おすすめの調理道具1.イワタニプリムス・ウルトラバーナー
さまざまなバーナーを使用してきましたが、特におすすめのバーナーがイワタニプリムスのウルトラバーナーです。
このバーナーは登山用に使われることも多く、寒さや風に強いといった特徴があります。
家庭用のカセットコンロを使っていた時期もありますが、どうしても収納に場所を取ったり、風に弱かったりと気になる点も多くあったため、ウルトラバーナーに行きつきました。
デメリットとしてはガス缶を装着すると高さが18cmほどになってしまうことです。
狭い車内で天井までの高さが低くて不安という方もいるかも知れません。
その場合は、ガス缶が分離されている「ウルトラ・スパイダーストーブ」がおすすめです。
分離型の場合、高さが低くなるので、天井からの距離も確保でき、さらに多少重い鍋を置いても安定性が保てます。
メリット
・寒さや風に強い
・収納性がコンパクト
デメリット
・ガス缶を取り付けた場合に高さが出る(約18cm)
・低いバーナーの方が安心な場合は分離型がおすすめ
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車中泊おすすめの調理道具2. トランギア・ケトル【0.6L】
ケトルは主にお湯を沸かすために使用しますが、トランギアのケトルは本当にお気に入りで2代目も同じものを使っています。
コンパクトで、耐久性も高くお気に入りです。
シンプルな作りですが、職人が一つずつ手作業で作っているというところもトランギアのこだわりが感じられる部分です。
デメリットとしては熱伝導率が高いアルミで作られているため、冷めやすいという特徴があります。
冬場の寒い時期に沸騰させたお湯もすぐに冷めてしまいます。
対策としては保温性の高い水筒に入れておくなど、工夫次第で問題なく使用できますよ。
メリット
・容量が3サイズ【0.6L・0.9L・1.4L】から選べる(写真は0.6L)
・お湯がすぐに沸く
デメリット
・熱伝導率が高いため冷めやすい
車中泊おすすめの調理道具3. ナルゲンボトル【0.5L・1.0L】
ナルゲンボトルは調理に使用する水を運ぶのはもちろんですが、食材を入れたり、お米を洗ったりと使い方はさまざま。
サイドに目盛りが付いているので調理に必要な分量を量ることも可能です。
一番お気に入りの使用方法としては冬場の寒い時期に湯たんぽとして使用する使い方です。
沸かしたお湯を入れてタオルで巻いておくだけで簡単に湯たんぽができます。
就寝前にシュラフの中にセットすれば快適に寝られますよ。
メリット
・様々な用途で使える
・口が広くて洗いやすい
デメリット
・サイズが大きいものは場所をとる
車中泊おすすめの調理道具4. トランギア・メスティン【レギュラー】
メスティンはアウトドアギアの中でも持っている人が多い道具です。
さまざまなブランドからメスティンは出されていますが、おすすめはトランギアのメスティンです。
ケトルと同じく、熱伝導率の高いアルミでできているので、熱が内部に均等に伝わるといった特徴があります。
レギュラーサイズならふっくらとしたごはんを2合まで炊くことができますよ。
もちろん深さもある程度あるので、ご飯だけでなくスープや炒め物を作ることも可能です。
もう一回り大きなラージサイズは3合までご飯を炊けるのでご飯の量に合わせてメスティンを検討すると良いでしょう。
メリット
・四角いので収納に無駄がない
・炊飯・蒸す・煮る・炒めるなどに対応できる
デメリット
・料理が冷めやすい
車中泊おすすめの調理道具5.オピネルナイフ#9(ステンレス)
ナイフも調理には欠かせない調理道具です。野菜やお肉のカットや、ちょっとした袋の開封にも重宝します。
オピネルはサイズ展開が豊富ですが、車内で扱いやすいサイズは【#8もしくは#9】あたりがおすすめです。
刃の部分を折りたたんで刃が飛び出ないようにロックできるため、収納面でも安心です。
使った後は汚れをキッチンペーパーでさっと拭いて保管しておくと次に使うときもストレスなく使えます。※指を切らないように注意。
気を付けるポイントとして、折りたたんだ状態で柄の部分に水がつくと木が膨張して刃が開かなくなります。
洗う場合には柄の部分に水が付かないように注意してください。
また、オピネルはステンレスとカーボンの2種類展開されていますが、さびにくく扱いやすいのはステンレスです。
メリット
・折り畳みができるので収納が安心
・サイズ展開が豊富
デメリット
・柄の部分に水がつくと開きづらくなる
・カーボンの場合はさびやすいので注意
車中泊おすすめの調理道具6.スノーピース・スクー
調理のほとんどはスクー1本で完結します。
箸やフォーク、スプーンもいろんなものを使ってきましたが、スクーに出会ってから調理の時間がより楽しくなりました。
チタンでできているため、とても軽く使いやすいのが特徴です。
また、フォーク部分に長さがあるので食材が落ちずにしっかりと刺さるのでノンストレスです。
ただし、チタンなので金属が歯に当たった時の不快感が苦手と言う方は合わない可能性があります。
ステンレスやチタンのお皿とこすれたときにも同様に金属特有のこすれる音がするので不快に思う方もいるかも知れません。
メリット
・フォークとしてもスプーンとしても使える
・これ一本で調理が完結する
デメリット
・金属のこすれる音が苦手な方は不向き
車中泊おすすめの調理道具7. スノーピーク・チタンマグカップ【300ml&450ml】
車中泊をはじめた頃は100円均一のカップを使っていましたが、どうも味気がなく使いにくさにも悩んでいました。
思い切ってスノーピークのチタンマグにしてみたところ、軽さやスタッキングの気持ち良さにとても感動したのを覚えています。
さらに、コーヒーや白湯を飲んでも口当たりがまろやかになるような感覚に驚きました。
人によっては直接火にかけてチタンの色の変化を楽しむ方もいます。(私はもったいなくてできていませんが…)
メリット
・デザインがシンプルでおしゃれ
・スタッキングができる
デメリット
・同じサイズはスタッキング不可
車中泊おすすめの調理道具8.スノーピーク・チタンシェラカップ
シェラカップはさまざまなブランドのものを使ってきましたが、スノーピークのチタンシェラカップは中でも一番使いやすく気に入っています。
熱いスープを入れても冷めにくいので冬でも重宝します。
さらに、シェラカップの内側に目盛りが付いているので調理の分量を量る際に役立ちます。
メリット
・とにかく軽い
・直接火にもかけられる
デメリット
・値段がステンレスシェラカップと比べて高い
車中泊おすすめの調理道具9.まないた
まな板のこだわりとしては①木製②軽い③小さいといった3点にこだわって選んでいます。
分厚いまな板や大きすぎるまな板は作業スペースが限られている車内では使い勝手が悪いくなりがちです。
さらに、まな板に紐を通す穴があると収納の際にひっかけて収納できるため、便利ですよ。
メリット
・小さいので収納の場所をとらない
・木製でナイフの刃にもやさしい
デメリット
・サイズが小さいと大きな食材を切るときに不便
車中泊おすすめの調理道具10.ANOBA・マルチギアコンテナM
最後に上記で紹介してきたギアをすべて収納できるケースを紹介していきます。
一つにまとめて収納することで「あれはどこ?」と探す手間が削減できます。
ANOBAマルチギアコンテナの特徴として、アウトドアに特化した頑丈さと耐久性に優れている点が挙げられます。
底には強度のある撥水生地を使用しているため、結露や雨などで濡れた地面に置いても水が浸透してくる心配がありません。
メリット
・カラー展開が3種類ある【カーキ・ベージュ・ブラック】
・ケースにクッション性があるため、大事なギアをしっかり守ってくれる
デメリット
・大きなランタンなどの道具は入らない
・たくさん道具を入れると重い
まとめ
10年の車中泊の失敗や経験からたどり着いたおすすめの調理道具10選です。
紹介したギアがあれば、あらゆる調理に対応でき、さらに収納面でも困ることはないでしょう。
車中泊を始めてみたいけど道具に悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。
ライター:さん子
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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