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【DIYで約1.6万円】日産キャラバンを塗装!初心者でもできた塗装方法と費用を公開

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


車のボディカラーを変えるだけで、愛車の印象は大きく変わります。

しかし、業者に全塗装を依頼すると数十万円以上かかることも多く、「自分でDIYできないかな?」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
筆者もその一人でした。

キャンピングカー仕様にDIYした日産キャラバンを、自分好みのカラーに仕上げたいと思い、思い切ってDIY塗装に挑戦しました。
車の塗装というと、
・「初心者には難しい」
・「仕上がりが汚い」
というイメージを持つ方も多いでしょう。

しかし、実際に施工してみると、下地処理や塗装のポイントさえ押さえれば、初心者でも十分チャレンジできるDIYだと感じました。

この記事では、実際に使用したタカラ塗料「ミルクティーベージュ」のレビューをはじめ、DIY塗装にかかった費用や施工手順、実際に感じたメリット・デメリットまで詳しく紹介します。
これからキャラバンやハイエースなどのDIY塗装を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】
キャンピングカーをDIYするのにいくらかかった?日産キャラバン車中泊仕様の製作費を公開

DIYでキャラバンを全塗装

今回塗装したキャラバンは、キャンピングカーらしいナチュラルな雰囲気と、DIYならではのオリジナルラインを意識して仕上げました。

ボディカラーには、タカラ塗料の「ミルクティーベージュ」を選択。
やさしいベージュカラーでありながら存在感があり、アウトドアにも街乗りにも馴染む色合いです。

以前の記事では、キャラバンを車中泊仕様へDIYした工程も紹介しています。

前回の記事はこちら▷【DIY製作記】キャンピングカーは買わない!日産キャラバンを自分で車中泊仕様に!

DIY塗装にかかった費用

DIY塗装では、塗料だけでなく、下地処理や養生に使う道具も必要です。

今回使用した主な材料と費用は、以下のとおりです。
・タカラ塗料 ミルクティーベージュ:1缶13,280円
・マスキングテープ:2個680円

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・紙やすり:1個719円
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・パーツクリーナー(脱脂剤):3本990円
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・ローラー:1本766円
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合計:16,435円

同程度の全塗装を業者へ依頼した場合、車種や塗装範囲、使用する塗料によって異なりますが、一般的には20万~35万円程度かかるケースもあります。

もちろん、DIYでは作業時間や手間はかかりますが、塗装費用を大幅に抑えられる点は大きなメリットだと感じました。

ローラーを使ったDIY塗装の手順

洗車と脱脂でボディの汚れを落とす

塗装作業で最初に行うのが、洗車と脱脂です。
ボディに砂やホコリ、油分が残ったまま塗装すると、塗料がうまく密着せず、剥がれやムラの原因になります。

まずは細かい部分までしっかり洗車し、ボディに付着した汚れをしっかり落としました。
その後、脱脂剤を使い、表面に残った油分を丁寧に取り除きます。

洗車と脱脂は、塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
手間はかかりますが、時間をかけて丁寧に作業することをおすすめします。

マスキングで塗装しない部分を保護する

足付けが終わったら、塗装しない部分をマスキングします。
窓ガラスやライト、ドアノブなどは、マスキングテープやマスカーを使って丁寧に保護しました。

この工程をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりがきれいになります。

また、余分な塗料を落とす手間が減るため、後片付けも楽になります。

足付けで塗料が密着しやすい下地をつくる

洗車と脱脂が終わったら、次に足付けを行います。
足付けとは、紙やすりを使ってボディの表面を軽く研磨し、細かな傷を付ける作業です。

今回は400番の紙やすりを使用しました。

表面に細かな凹凸をつくることで、塗料がボディに密着しやすくなります。
地味で時間のかかる作業ですが、この工程を省略すると塗装が剥がれやすくなるため、非常に重要な作業です。

タカラ塗料「ミルクティーベージュ」で塗装する

今回使用したのは、タカラ塗料の「ミルクティーベージュ」です。

水性塗料のため、水で希釈して使用できます。
タカラ塗料の公式情報では、5〜15%程度に薄めることが推奨されています。

塗り方のポイントは、一度に厚く塗るのではなく、薄く何度も重ね塗りすることです。
筆者はローラーを使い、3回に分けて重ね塗りを行いました。

2回目、3回目を塗る際は、前の塗膜が手で触っても塗料がつかないぐらい乾燥させてから進めます。
乾燥時間は気温や湿度によって異なりますが、今回の作業では約10分で乾燥しました。

作業時間

今回のDIY塗装にかかった実際の作業時間は、約2時間でした。
ただし、この時間は必要な道具を事前に揃え、YouTubeなどで塗装の手順を何度も予習したうえで作業した場合のものです。

あらかじめ作業の流れをイメージできていたため、迷うことなくスムーズに進めることができました。

一方で、初めて作業する場合は、マスキングや塗装の順番で迷ったり、思わぬトラブルに対応したりする場面が増えるため、さらに時間がかかる可能性があります。
DIY塗装に初めて挑戦する方は、作業前に動画などで一連の流れを確認しておくのがおすすめです。

作業時間の短縮や失敗防止につながるでしょう。

一番大変だったのは「足付け」

今回のDIY塗装で一番大変だったのは、塗装前の「足付け」作業でした。
足付けは、ボディ全体を紙やすりで均一に研磨する工程で、作業自体は決して難しくありません。

しかし、キャラバンは車体が大きいため、研磨する面積がとても広く、中腰やしゃがんだ姿勢が長時間続きます。
そのため、想像以上に体力を消耗しました。

特にボディ下部を研磨しているときは、腰や足への負担が大きく、「これが一番しんどい…」と感じたほどです。

それでも、この工程を手抜きすると塗料がしっかり密着せず、仕上がりや耐久性に影響すると事前にYouTubeなどで何度も予習していたため、最後まで妥協せずに丁寧に作業しました。
実際に塗装を終えてみると、足付けは地味で時間も体力も必要な工程ですが、きれいな仕上がりを目指すうえで欠かせない大切な工程だったと実感しています。

タカラ塗料「ミルクティーベージュ」を使った感想

今回使用した「ミルクティーベージュ」は、落ち着いた雰囲気がありながら、アウトドアにもよく合うカラーでした。

今回はローラーで塗装したため、光沢感のないマットな質感に仕上がりました。

一方で、塗装方法によって仕上がりの質感は変わります。
刷毛やスプレーガン(エアガン)で塗装する方法もあるので、一度調べてみて自分の理想の質感で塗装するのがベストだと思います。

DIY塗装をして感じたメリット・デメリット

DIY塗装の最大のメリットは、費用を大きく抑えられることです。

業者へ依頼すると数十万円以上かかるケースもありますが、自分で施工すれば、かかる費用は材料費だけです。
そのため、塗装コストを大きく削減できます。

また、自分好みのカラーやデザインに仕上げられるため、世界に一台だけのオリジナルキャンピングカーを作れることも大きな魅力です。

一方で、デメリットは施工に時間と手間がかかること、そしてプロのような完璧な仕上がりにはなりにくいことです。
洗車や下地処理、マスキング、塗装、乾燥と工程が多く、天候にも左右されるため、計画的に進める必要があります。

また、タカラ塗料は初心者でも扱いやすい塗料ですが、細部まで見比べると、やはりプロが施工した塗装との差は感じます。

それでも、普段使いでは気になるような粗さはほとんどなく、自分でここまで仕上げられたことを考えると、個人的には満足のいく出来になりました。

これからDIY塗装を始める方へ

DIYで車を塗装するのは、決して簡単な作業ではありません。
しかし、一つひとつの工程を丁寧に進めれば、初心者でも十分挑戦できるDIYだと感じました。

実際に筆者も今回が初めての塗装でしたが、完成したキャラバンを見た瞬間、それまでの苦労がすべて報われたような気持ちになりました。

特にキャンピングカーは、ボディカラーが変わるだけで印象が大きく変わります。
「人とは違う一台を作りたい」「愛車をもっと自分らしくしたい」という方には、DIY塗装はおすすめです。

時間と手間はかかりますが、その分、世界に一台だけの特別な車が完成します。
これからDIY塗装に挑戦する方の参考になれば幸いです。

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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