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雨の日や、長距離旅におすすめ!キャンピングカーオーナーママ実践中の、乳幼児の子供が飽きない車内での過ごし方
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
普段からキャンピングカーで子供達とお出かけすることが多い筆者にとって、雨の日や長距離の車旅で毎回課題になるのが『子供が飽きない車内での過ごし方』です。
特に遊びたい盛りの乳幼児を連れて車旅や車中泊をする場合は、いかにグズらずに車内で楽しく過ごせるかが車旅や車中泊を成功させる秘訣にもなります。
そこで今回は、筆者が実際に行っている子供が飽きずに楽しめるキャンピングカーでの過ごし方をご紹介していきたいと思います。
乳幼児〜未就学児のお子さんがいる方はぜひ参考にしてみてください!
「アイテム」を使って楽しむ
子供の好きな番組やDVDや動画を見せる
我が家では、集中して運転したい時や休憩中に車内で親がゆっくり過ごしたい場合、子供が大好きなアニメや番組、動画などを見せています。
DVDや動画はスマホやタブレットでも視聴できますが、デバイスを至近距離で長時間使用してしまうと子供の視力に影響を及ぼす恐れがあるので親としては心配なところ。
しかしキャンピングカーに備え付けられたテレビを活用すれば、ある程度離れた位置から動画を視聴することができるので比較的安心できます。
しかし、せっかくの車旅。
外の風景を楽しむためにも見せすぎには注意するようにしています。
音楽を楽しむ
音楽を聴きながらドライブを楽しむ方も多いと思いますが、我が家でも子供が好きな歌やJ-POP、K-POP、洋楽など様々なジャンルの曲を流しています。
ドライブの最初はアップテンポな曲を流して一緒に歌って楽しみ、中盤から後半にかけてリラックスできる曲調の音楽を流すと、いつの間にか子供達が寝ていることも…!
この方法は車に酔いやすいお子さんでもドライブを楽しむことができる方法のひとつなので、運転前に子供が好きな曲を集めたプレイリストを事前に作成しておくのもおすすめです。
アプリで楽しむ
スマホやタブレットなどのアプリを使うのも車内での暇つぶしには最適です。
移動中は画面を見ることで酔ってしまうこともあるので、画面を見ずに楽しめる幼児向けの『読みあげ絵本』やイントロで歌を当てる『うたドン!』などがおすすめ。
また、休憩中や子供がドライブに飽きてグズって泣いてしまったときなどは、顔入替機能や面白いエフェクト画像を撮影できる『SNOW(スノー)』を活用しています。
画面に写る自分の面白い画像を見れば、さっきまで泣いてたことが嘘かのように笑い出してくれるので、我が家では普段から大活躍のアプリです。
おもちゃで楽しむ
車内に子供が好きなおもちゃを準備しておくのもおすすめではありますが、車内での紛失や車中泊中に邪魔になりそうなものは避けるのが無難です。
我が家の場合は『電子お絵かき』や『イタイワニー』が定番アイテム。
特にワニの歯を押しながら楽しむイタイワニーのおもちゃは、移動中はもちろんのこと、停車中はピコピコハンマーを子供に持たせて、ゲームセンターでよく見るワニワニパニックを再現。
最初は怖がっていた子供も今では夢中になって遊んでくれています。
トイカメラで楽しむ
子供用「トイカメラ」もドライブ中の子供の暇つぶしにはピッタリなアイテムです。
我が子たちは1歳から使用していますが、窓から見える景色や車内の様子をパシャパシャと撮影したり見返して楽しむことができ、なかには意外といい写真が撮れていることもあるので、そのまま旅の思い出にもなりますよ。
絵本で楽しむ
停車中や車中泊の寝る前などにおすすめな過ごし方が「絵本」です。
何個も持ち込むと嵩張るので、我が家では2冊までと決めていますが、内容を変化させて読んでみたり、逆に絵本を読ませてみたりと工夫次第でいくらでも楽しむことができます。
道具を使わずに車内で楽しめる遊び
対向車の色当て・働くクルマゲーム
車の色や働くクルマが分かる年齢であれば、対向車の色を当てたり、働くクルマの種類を当てたりしてゲーム感覚でドライブを楽しむのも方法です。
数が分かるようになれば「10番目にすれ違う車は何色かなー?」と難易度を上げれば、数を数える練習にもなり、ある程度大きくなっても楽しめます。
また、「目的地に着くまでに何台のキャンピングカー(キャブコン)とすれ違うか」を予想し合うのもキャンピングカー旅ならではのおすすめな遊び方です。
近年はキャンピングカーとすれ違うことも多くなってきたので、キャンカー同士ですれ違った時は、子供達も大きく手を振り、気づいてもらえた時は大喜びするようになりました。
バスガイドごっこ
バスガイドごっこは、外の景色や建物を話題にしながらバスガイドになりきって車外の様子をレポートする遊びです。
主人が運転している時は筆者がまずバスガイドになりきり「右手に見えますのが〜」というように風景の様子を子供達に伝えていきます。
我が家のキャンピングカーの後部座席は残念ながら右手側の風景しか見えませんが、それでも子供も真似して遊んでみたり「あれは何〜?」と興味津々で外の景色を眺めたりしてドライブを楽しんでくれています。
なぞなぞやしりとりなど定番の遊び
なぞなぞやしりとりなどの定番な遊びもドライブ中はオススメです。
ゲーム感覚で楽しみながら言葉や単語を覚える機会にもなるので、知育としてもピッタリ!
幼児には難しい内容は避けて、運転していないママかパパがジェスチャーを交えながらヒントを与えていくと、小さな子供でも楽しめますよ。
休憩中や車中泊中におすすめ「親子ふれあい遊び」
「ふれあい遊び」は子どもとスキンシップを取りながら親子の絆を深められる車中泊中におすすめな遊び方です。
ここでは筆者がよく行なっている「ふれあい遊び」をご紹介します。
「バスにのって」
「バスにのって」は、親が足を伸ばして座った状態で子供を足元に座らせて歌って体を動かすふれあい遊びです。
歌に合わせて体を揺らしたり、左右に傾けたりするだけで子供は大喜び!
お座りができる年齢の赤ちゃんでも楽しめるので、乳幼児連れで車中泊を楽しみたい方におすすめです。
(歌詞)
バスにのって ゆられてる ゴーゴー
バスにのって ゆられてる ゴーゴー
そろそろ みぎに まがります 3・2・1 〜
「いっぽんばし こちょこちょ」
「いっぽんばし こちょこちょ」は、昔からある定番のふれあい遊び。
我が子達はこちょこちょがくすぐったいと分かっていても、「もっかいやってー!」と何度でも要求してきます。
永遠ループは流石に疲れてしまうので、そんな時は「2本橋」「3本橋」と指の数を徐々に増やしていき、最終的にはママ・パパ合わせて最大20本橋で大げさにこちょこちょしてフィナーレを迎えるのがおすすめです。
(歌詞)
いっぽんばし こちょ こちょ
たたいて つねって
かいだん のぼって こちょこちょ
家事も遊びも一石二鳥!「お手伝い遊び」
小さな子供を連れての車中泊は、車内での「ご飯作り」や「掃除」も難易度が上がります。
子供と車中泊をし始めた当初は、「いかに子供達に邪魔されずに車内で家事をこなすか…」に力を入れてました。
しかしいくら工夫してみても、狭い車内で一緒に過ごす限り、それは無理なんだと理解しました。
そこで思いついたのが、料理や掃除も遊びとして取り入れること。
ご飯作りは子供でも安全にできる「電子レンジ料理」にシフトし、子供たちはレンジのボタンを押すだけ。
材料は事前に自宅で準備しておいたり、カット野菜を用いれば調理時間も短時間で済み、子供が飽きる前に終了することができます。
掃除については「よーいどん!」でおもちゃを片付けさせて、掃除機やコロコロを持たせてシートやフロアを綺麗にしてもらい、飽きた頃に親が仕上げをして終了。
家事もやり方次第では子供にとって遊び感覚で楽しめるので、キャンピングカーでの旅行だけでなく自宅でもおすすめな過ごし方です。
まとめ
狭い車内ではできることが限られてしまうので、子供をどう楽しませるか悩む方も多いと思いますが、ちょっとしたアイデアや工夫次第でいくらでも子供は楽しむことができます。
「観光は楽しかったけど、移動中や車中泊中の車内はつまらなかった」となってしまわないように、親子での会話や触れ合いを増やせる遊びを考えてみるのがおすすめです。
ぜひ皆さんも車内での過ごし方を工夫して、家族の絆を深める車旅を楽しんでみてくださいね!
ライター:racche
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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