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「バンライフ×ワーケーション」で新しい働き方を実現する!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


新型コロナウイルスの影響もあり、リモートワークやテレワークが急速に普及し始めている今、観光地などでリモートワークをしながら休暇を楽しむ『ワーケーション』が注目を集めています。

今回の記事では、キャンピングカーや車中泊仕様の車を使って思い思いの場所で過ごす「バンライフ」と、「ワーケーション」の相性の良さについてご紹介していきたいと思います。

いま話題の『ワーケーション』とは

最近、国内でも注目を集めている『ワーケーション』。

もともとは、2000年代にアメリカで「新しい働き方」として生まれた造語で、観光地やリゾート地でリモートワークを活用し、「ワーク(仕事)」をしながら併せて「バケーション(休暇)」を取る過ごし方のことを意味します。

最近では国内でも『ワーケーション』を広めようとさまざまな動きが出てきていますが、ワーケーションに伴う宿泊・滞在費用の問題や、仕事と休暇とのバランス、リモートワークの可否など、実現するにはいくつかのハードルがあるのも現実です。

キャンピングカーや車中泊仕様車とワーケーションの相性

さまざまなハードルがあるようにみえるワーケーションですが、特に「宿泊・滞在費」に関する問題は、会社がどれだけ費用の負担をしてくれるのか、フリーランスとしてもどこまで滞在費用に経費をかけられるのかなど、なかなかにシビア。

特に一定期間ホテルや旅館などの宿泊施設に滞在してワーケーションを行う場合は、1泊あたりの宿泊費用×滞在日数分をそこにいるだけで支払わなければならなくなり、長く滞在すればするほど費用(宿泊費)がかさむのがネックとなっているようです。

そんな費用の問題を解決してくれるのが、キャンピングカーや車中泊仕様の車を利用したワーケーション

自己所有の車なら、オートキャンプ場やRVパークなど、車での宿泊が可能な場所で寝泊まりすることにより、宿泊費用をホテルや旅館等に泊まるよりも安価に済ませることができます。

また、車内に調理設備のある車なら自炊も可能となり、滞在中の食費も自宅で過ごしているのと変わらないくらいにまで抑えられます。

景色の良いところや空気のきれいなところで車中泊をしながら、効率よく仕事も進めることができる。そして、その際の滞在費用も安く済ませることができるなんて、とても魅力的ですよね。

すでにワーケーションを実践しているバンライファー

車中泊仕様にカスタマイズした自家用車やキャンピングカーに住み、旅するように暮らす「バンライファー」。バンライフ自体が海外で生まれたライフスタイルですが、現在日本でも少しずつ増え始めています。

ワーケーションはバンライフととても相性が良いと言われており、バンライファーの中には既に「ワーケーション」を楽しみながら実践しているという方も多いようです。

現在バンライフをしながらワーケーションを楽しんでいる方の職業でよく目にするのは、ライターやカメラマン、YouTuberなどです。

バンライファーはその日の気分で好きな場所に滞在しながら暮らしており、その中には、景色の良いところに滞在し、YouTubeやブログなどで、ワーケーションを楽しむ様子を発信している方も見受けられます。

「週末バンライフ」なら副業にも最適!

現在フルタイムで会社勤めされているという方でも、週末や休日にキャンピングカーで好きな場所に滞在しながら「副業」としてワーケーションを楽しむことが可能です。

副業からスタートしてフリーランスとして独立し「フルタイムワーケーション」を実現する、なんてことも夢ではありません。

私たち夫婦も、週2日の夫の休日には、車中泊仕様にDIYしたバンで観光地等に滞在し、ライターとして記事を書いたり、Youtubeにアップするための動画を撮影したりといったワーク(仕事)を行いながら、観光名所を訪れたり、景色の良い場所で寝泊まりするなどして、バケーション(休暇)を楽しんでいます。

キャンピングカーでワーケーションを行う際のメリット・デメリット

ここまでキャンピングカーで行うワーケーションについてご紹介しましたが、もちろんメリットとデメリットの両方があります。

キャンピングカー×ワーケーションのメリット

1.宿泊・滞在費を安く抑えることができる

キャンピングカーで宿泊できる場所としてはオートキャンプ場やRVパーク、Carstayステーションなどがありますが、いずれもホテルに比べると宿泊費用は割安。

安いところでは1000円程度で家族全員の宿泊が可能となります。

また、車内に調理設備があるキャンピングカーなら、滞在先の道の駅で新鮮な食材を用意して自炊することも可能。地域の味を堪能しながらも、外食に比べて費用を安く抑えることができ、滞在費用もそれほどかかりません。

費用を抑えられることで、その分長期滞在することも可能になります。

2.完全なプライベート空間を確保できる

車内は完全なプライベート空間となるため、ソーシャルディスタンスの面でも安心。仕事にも集中して取り組むことができます。

自宅から観光地へ向かって滞在し、ワーケーションを行ってまた自宅に戻るまでのすべての時間を、人と接することなく過ごすことも可能。

また、疲れたらすぐに横になったり、集中力が切れたら車外へ出て少し散歩をし気分転換、なんてことも気軽にできるのも魅力です。

3.予約いらずで思い立ったときにすぐ出発できる

一部のRVパークやCarstayステーションなど、前日までの予約が必要な場所ももちろんありますが、当日でも予約ができ、そのまま車中泊可能な場所も多くなってきています。

当日予約できる車中泊施設がこれからさらに増えていくようなので、「思い立ったときに行きたい場所へ向い、そのまま仕事や観光を目的に滞在する」といった、少し前なら難しかった「車中泊旅」へのハードルがどんどん下がってきているのは嬉しい限り。

お風呂や食事の際にも、ご自身のキャンピングカーで行きたい場所にすぐに移動することができます。

キャンピングカー×ワーケーションのデメリット

1.トイレやシャワーなど水回りの問題

車内にトイレやシャワーがない場合、お風呂やトイレを車外の施設で済ませる必要があります。

日本は海外と比べると温泉施設や公共トイレが充実しており、特にお風呂に関してはそこまでの不便を感じることはなさそう。

しかし、真夜中でも車外に出てトイレにいかなければいけないということは、自宅やホテルでトイレにいくことと比べれば「面倒臭い」のは間違いなく、防犯の面でも注意が必要となってきます。

2.車内温度の問題

エンジンを止めた状態でもサブバッテリーで稼働できるエアコンや、FFヒーターの無いキャンピングカーを使用した場合、車内は当然ながら夏は暑く、冬はとても寒いです。特にこれといった対策をしない場合、車内で仕事をしながら長時間過ごすことは難しいのが現実。

車中泊需要の増加により種類も増えてきた「スポットクーラー」や「電気毛布」などの電化製品、そしてそれらの電化製品を動かすための「大容量バッテリー」などを使用することで、多少快適に過ごすことが可能になりますが、導入する際にはかなりの費用が必要となります。

できるだけ費用をかけずに車内で快適に過ごすためには、夏は標高の高い場所へ、冬は比較的温かい地域に滞在するほか、カフェやコワーキングスペースを利用するといった工夫も必要です。

ワーケーションの際にあると便利なアイテム

キャンピングカーや車中泊仕様の車で、好きな場所に滞在しながら仕事を進める「車内ワーケーション」。その際にあると便利なアイテムをご紹介します。

大容量バッテリーとモバイルバッテリー

大容量バッテリーがあれば、仕事に必要なパソコンやタブレット、カメラなどの機器を充電できる他、暑い日には扇風機を使用したり、調理に活用することも可能です。

最近では、電子レンジやIHクッキングヒーター、ホットプレートやドライヤーなども使えるパワーのある大容量バッテリーも発売されており、自宅と変わらないほどの電力を使用することができます。

また、モバイルバッテリーは大容量バッテリーと比べるとパワーも容量も劣りますが、その分小さくて持ち運びがラクなのが魅力です。

モバイルバッテリーはスマートフォンや充電式のランタン、USBで使用できる小型扇風機などに使用し、大容量バッテリーはパソコンやタブレット、調理や暖房器具に使う、といった使い分けをするのがおすすめです。

モバイルWiFiやテザリング機能が使えるスマートフォン

モバイルWiFiやテザリング機能が使えるスマートフォンがあれば、車内でもネット接続が可能となり、快適に仕事を進めることができます。

ワーケーションを想定しているほとんどの方が、リモートワーク時にネット接続する必要があると思います。遠方の観光地にでかけてから、WiFiが使えるカフェやレストランを探すのはとても大変な作業です。

モバイルWiFiがあれば、電波さえ入れば車内でもパソコンひとつで仕事が可能になります。

ただし、現在はかなりの場所でWiFiを利用できるようになっていますが、山の中や高所など、携帯の電波も入らないような場所ではモバイルWiFiも当然使用できません。

ワーケーションで観光地を訪れる際には、事前に目的地でWiFiの電波が入るかどうかを、ご自身の契約している携帯会社やモバイルWiFiのサイトでチェックする必要があります。

まとめ

ワーケーションというと、観光地のホテルや旅館、貸し別荘などに滞在するイメージが強いかと思いますが、今回の記事でキャンピングカーや車中泊仕様の車を使った「バンライフ」との相性も、かなり良いことがおわかりいただけたかと思います。

まずは自家用車やレンタルキャンピングカーを使い、テスト的に「バンライフ×ワーケーション」をスタートしてみてはいかがでしょうか。

ライター: haru.

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