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事故を起こさない!!長距離の旅で気をつけている5つのこととは?!

クルマの点検

クルマの状態は普段から気をつけなければいないことだが、実際に毎日始業点検をしている人は多くないと思う。

そして、技術が進歩することで、良くも悪くもクルマを自分で修理できる部分は激減し、自分でメインテナンスしたり点検できる項目も減る一方だ。

しかし、エンジンオイル・冷却水・タイヤの点検は自分でできることで、最も重要な基本事項でもある。

最低限この三つの点検程度はしてから長距離の旅に出るべきだ。

もしこの三つができないと言うなら、少し厳しい言い方に聞こえるかもしれないが、車中泊の旅などしない方が良いと思う。特別なことや難しいことではないのだから。

エンジンオイルに関しては、長距離の旅に出る前だからということではなく、私は日頃から割と頻繁にチェックし、交換も怠らないように心掛けている。

冷却水は、オイル程頻繁にチェックしないが、長距離の旅に出る前には一応確認するようにしている。

最低月に一度程度はタイヤの空気圧のチェックはしておいた方が良いと思うが、空気圧が低いのは燃費にも悪影響するし、低過ぎたら高速走行では特に危険(高過ぎるのも良くないが)だ。

高速道路を長距離走行するような場合は、空気圧の点検はしておいた方が良い。

空気入れ(コンプレッサー)は安い物でもないし、タイヤに空気を入れるのはガソリンスタンドでできる(当然空気圧のチェックもできる)ので、空気入れは購入するほどではないが、エアゲージは高いものではないので、備えておくのも良いと思う。

また、バルブのキャップの代わりにセンサーを取り付け、車内に置いたモニターで常時各タイヤの空気圧と温度が確認できる装置なんてのもある。

また、バルブのキャップの代わりにセンサーを取り付け、車内に置いたモニターで常時各タイヤの空気圧と温度が確認できる装置なんてのもある。

キャラバンにはこれを取り付けてみたのだが、おかげで旅に出る前のチェックの必須項目が一つ減った。

作業の手間が減るだけでなく、常時把握できることで安心感も高まるが、例えばタイヤ自体は傷んでいなくてもバルブが傷んで何処か一本だけ空気圧が下がっているなんてこともあり得る。

そんなことの防止と言うか、異常を早期発見できるといった意味でも安心で、これは便利だ。

それだけでなく、走行前と走行して温度が高まった後とでは空気圧も結構変化することなどがわかって面白かったりもする。

しかし、センサーに盗難防止用の逆回しのナットが付いているため、普通のキャップのように工具なしで付け外しができず、空気を入れるときに少し付け外しが面倒なことが難点と言えば難点。

とは言え、外付けセンサーのこのタイプならコスト的にも比較的安価(私の買ったのは確か¥3000ちょっとだった)でもあり、利点の方が多いと思う。

空気圧だけでなく、タイヤは減り具合やひび割れなど目視できる傷みがないか確認しておくことも重要だ。

しかし、それだけではない。

ゴムという物質の性質上、使用頻度や使用状況に関わらず、経年で劣化してしまうのはタイヤの宿命だ。

減ったり傷んだりしていなくてもタイヤは加齢で寿命が訪れる。

走行距離が多ければ、加齢で寿命が訪れる前にタイヤを交換することになるから製造年のことはあまり気にしなくても通常あまり問題となることはない。

しかし、走行距離が短ければ減りも少ないから、減りや痛みで交換する前に加齢で寿命が訪れる可能性もある。

特にスタッドレスはノーマルタイヤより寿命は短いし、減っていなくても硬くなったスタッドレスは効能がなくなってしまうからより注意が必要だ。

走行距離の少ない人は、タイヤの製造年のことも気に掛けておいた方が良いと思う。

もう一つタイヤ周りで気に掛けておくことは、ホイールナットの点検だ。

ホイールナットが自然に緩んでくることは十分あり得る。たまに締まり具合を点検しておく必要がある。

そして、ホイールナットは規定のトルクで締め付けられていることが重要で、強く締めれば良いというものではない。締め過ぎた箇所あると、かえって緩む原因になってしまう場合もある。

素人が適当に締めると結構危険だ。自信のない人はプロに任せた方が安全だ。

私はトルクレンチでたまに点検するように心掛けてはいるが、つい忘れがち。なので、トルクレンチでの確認は、長距離の旅に出る前の必須項目の一つにしている。

最後に

快適で安全な車旅のために心掛けていることや、備えている物はまだまだある。

しかし、思いついた代表的なものを挙げてみたのだが、こうしてまとめてみると、結局のところ一番大切なのは普段からの心構えや心掛けなのではないかと思った。

これからも、過信せず気持ちにも時間にもゆとりを持って、安全な車旅を楽しみ続けたい。

ライター: 笠原 サタン

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執筆者プロフィール
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