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トヨタ「ランドクルーザー250」のカスタムは何ができる?ショップが提案するプランを見てみよう!

新型トヨタ・ランドクルーザー250(以下:ランクル250)は、オンロードとオフロードを高次元で両立する完成度の高いSUVだ。走りよし、スタイルよしと、そのままでも魅力的なクルマだが、少しのカスタムで驚くほど印象が変わる懐の深さを持っている。

タイヤ&ホイールのスペシャリスト集団「クラフト中川店」が提案するのは、見た目・走破性・快適性のすべてを両立させる“リアルユーザー目線”のカスタムスタイル。ディーラーとの車検基準のすり合わせや、アライメント調整、ラテラルロッド調整、サスセッティングまで含めた丁寧な対応が、オーナーの信頼を集めている。この記事では、クラフト中川店が目指す顧客満足度の高いカスタムプランと、ランクル250の3つのカスタムタイプについて紹介する。

オンオフ両立の二刀流。だからこそ“ちょい足し”が効く

ノーマルのままでも高い完成度を誇るランクル250の足まわり。しかし、ユーザーは本格的なオフロード走行を求める層ばかりではないため、街乗りでは乗り心地を気にする声も少なくない。逆に、本格的なオフロードに挑んだ場合に物足りなさを感じるユーザーもおり、オフ特性をもっと高めたいといった欲も生まれやすい。

街乗り・ワインディングでのオンロード特性を高めた20インチホイールカスタム
本格オフロードもガンガン走れる18インチホイール+2インチリフトアップカスタム

オン/オフの両立を高い次元でバランスさせているランクル250だけあって、少し手を加えるだけでオン寄り or オフ寄りへと大きく方向性を変えることができる。構造変更なしで楽しめるカスタムも多く、街乗りから本格的なオフロード走行まで、幅広いニーズに応える懐の深さがランクル250カスタムのおもしろいところだ。

ディーラー基準の車検に合わせるための配慮

カスタムを進めるうえで避けて通れない課題が「車検対応」。実は国土交通省が定める保安基準がOKでも、ディーラー独自の基準によってNGとされるケースがある。たとえば、リフトアップで車高が2インチ(約50mm)上がった場合、条件を満たせば車検をクリアできるのだが、ディーラーによっては「屋根の高さが40mm以上変わった時点で構造変更が必要」と、無条件で判断されることもあるのだ。

クラフト中川店では、こうした“ディーラー基準”に対応するため、以下のような手順を徹底している。

1. 見積もりを提示
2. ユーザーが車検を通す予定のディーラーに確認
3. ディーラーからOKが出たらパーツを発注・着手

この“すり合わせ”を行うことで、トラブルを未然に防ぎ、ユーザーが安心してカスタムを楽しめる環境を整えている。ショップ側が一方的に提案するのではなく、ユーザーとディーラーの間に立って調整する姿勢がラフト中川店の信頼の源だ。

ここからは、クラフト中川店が提案するランクル250カスタムを3つのタイプに分けて解説する。

① 見た目でインパクトを出すライトカスタム

もっとも手軽で効果的なカスタムが、ホイールとタイヤだ。純正+α程度でも外観の印象は大きく変わる。

・ホイールカスタムはノーマル18インチ→カスタム20インチが定番
・タイヤ外径は+3%アップ程度が安心
・フェンダーとのバランスでハミ出しを抑える
・社外ショックアブソーバーとノーマルスプリングの組み合わせで乗り心地を改善

ホイールは4x4Engineering BRADLEY FORGED 匠を装着
タイヤは275/60R20サイズのTOYO TIRES OPEN COUNTRY R/Tだ
バッグドアガラスの開閉に干渉しない4x4Engineering リアラダー
ルーフラックにはFRONT RUNNER Slimline IIを選択している
DARCHEのオーニングも装備

街乗りメインでも、さりげないカスタムで存在感を引き上げられるのがポイントだ。最近では「合法で映える」ライトなカスタムが人気を集めており、車検に適合する範囲内でさまざまな選択ができるようになっている。

② オフロード性能を高める“本気”カスタム

オフロード走行を楽しみたいユーザーに人気のカスタムが、サスペンションとタイヤのアップグレード&リフトアップだ。

・2インチ以内のリフトアップで最低地上高を確保
・ショック&スプリングでストローク量を拡大
・アンダーガードやバンパーガードでアプローチ角を改善
・マッドテレーンタイヤで悪路走破性UP

エクステリアはモデリスタとJAOSのパーツでドレスアップ
白いボディに映えるマットの4x4Engineering BRADLEY FORGED 匠
リアバンパーガーニッシュもモデリスタだ
TOYO TIRES – OPEN COUNTRY M/T
モデリスタ リアスポイラー

オフ重視なら18インチ以下のホイールが推奨される。ホイールが小さいほどタイヤの厚みを稼げるため、岩場や砂地での走行時に強く、横壁を使って駆け上がるようなシーンでも安心感を高められるからだ。クラフト中川店でも、こうした「厚み重視」のタイヤ選びを提案している。

③ オンもオフも楽しめるバランスカスタム

日常の使い勝手を損なわず、アウトドアでも活躍できる仕様として注目されているのが“バランス型カスタム”。

・オールテレーンタイヤ+軽量ホイール
・1~2インチリフトアップでロール抑制とスタイルアップ
・ショック交換で乗り心地を改善
・ルーフラックなどアウトドアギアとの相性も良好

迫力ある片側ダブルのマフラーはガナドール GDS-175シリーズ
スタイリングにもこだわったリフトアップが施されている
スプリングの交換だけでは乗り心地が犠牲になりがちだ
軽量ホイールは乗り心地にも良い影響がある
RAYSの軽量ホイール VOLKRACING TE37シリーズにオールテレーンタイヤをあわせる

オフ特性を高めると、どうしても犠牲になる要素が乗り心地。その対策として、ビルシュタインやKYBなどの社外ショックアブソーバーの交換を提案している。純正よりもストローク量を抑えることでロールやピッチを減らして街乗りに特化させる。長距離運転やワインディングでも安定感があり、快適性を高めるカスタムとして人気だ。オン/オフどちらも譲れないユーザーには、この仕様が最も実用的といえる。

カスタムは“付けて終わり”じゃない。クラフト中川店のこだわり

クラフト中川店でのカスタムは、当然ながらパーツを取り付けて終わりではない。アライメントテスターを導入し、足まわりの変化に応じた調整を実施。試走を行うことでプリロードや減衰力の調整まで対応する。

また、リフトアップに伴う「ラテラルロッド調整」も重要な工程。糸にオモリを垂らしてタイヤの出幅を測定し、サスペンション軸のズレを補正することで、左右の出幅を均等に整える。アライメント調整と合わせてきめ細かく調整するこの作業は、人間でいう骨盤矯正のようなモノで、同店が得意とする分野だという。こうしたドライバーの好みに合わせたベストセッティングを追求する姿勢が、多くのリピーターや紹介客を生んでいる。

スタッフの対応力も魅力のひとつ。お客のニーズに合わせて担当がつき、決して機械的にならずカスタム・メンテの相談に親身になって対応する。そうした体制があって常連ユーザーが多いことも同店の特長だ。

まとめ

「ランクル=オフロード」というイメージは根強いが、250はキレイめ&オシャレ感も持ち合わせたモデル。20インチの大径ホイールも似合うし、17~18インチの無骨なオフ仕様にも振れる。まさにオールマイティな存在だ。

最近ではJAOSからリフトアップ用スプリングが登場し、社外サスペンションパーツの選択肢も広がっている。TOYOやYOKOHAMAといったタイヤブランドも人気。SNSなどで人気の定番カスタムが注目されがちだが、あえて“定番を外す”遊び心を出してもおもしろいだろう。

ランクル250は、ノーマルの完成度が高いゆえに、“ちょい足し”カスタムで大きな変化を楽しめるクルマである。構造変更が不要な範囲で、街乗り派からアウトドア派まで幅広く対応できることが大きな魅力だ。

クラフト中川店ではランクル250をはじめ、さまざまなカスタム車両を公式ブログで公開しているので、気になるオーナーは要チェック。自分好みのカスタムが決まったら、同店に問い合わせてみよう。理想のカタチをハイレベルな技術と知識で実現してくれるハズだ。

クラフト中川店公式サイト

(編集協力:株式会社クラフト名)

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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