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「ギラつかない高級感」が話題!日産・新型エルグランドがSNSで絶賛された理由
日産は、2025年10月30日から東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2025」で新型「エルグランド」を公開しました。
日産の最高級ミニバンであるエルグランドの新型は、SNSではどのように評価されているのでしょうか。
ツートーンカラーやすっきりしたデザインはSNSでも好評

新型エルグランドは、リニアモーターカーをデザインコンセプトに据えたデザインが採用されました。
まず、滑らかで伸びやかなボディラインは、リニアモーターカーのような滑らかで静かな走行感をイメージし、威厳と先進性を兼ね備えたシルエットに仕上げられています。
また、フロントまわりでは、日本の伝統工芸「組子」をモチーフにしたグリルパターンが取り入れられました。
サイドパネルの大きな面とシャープなラインのコントラストは、「間」と「整」という日本の伝統的なデザインの考え方が応用されています。
そして、ボディカラーには新たに「フジドーン」と「シゴク」というツートーンが設定されました。
このほか、軽量化とデザイン性を両立させたホイールデザインも新型の見どころで、車体全体の統一感を高めています。
SNSでは、「ギラついていなくて上品」「すっきりしていて好き」「近未来的な雰囲気がいい」とデザイン面を評価する声が多く見られました。
助手席オットマンやディスプレイなどの快適装備を多く備えた上質な内装

新型エルグランドは、インテリアにも大きな進化が見られます。
まず、アイポイントが高くなったことで、運転席まわりの視界が従来よりも広く見やすくなるよう設計されました。
素材面では、紫と青を基調とした「紫檀(シタン)」カラーのテーラーフィットをシートに採用するほか、車内の広い範囲に木目調パネルが採用されています。
さらに、組子パターンを取り入れたドアトリムや加飾パネルが外装デザインとの統一感を生み、質感を一層高めています。
また、装備面では、国内モデルとして初採用となる14.3インチの統合ディスプレイを中心に、操作性と視認性の両立が図られた先進的なレイアウトが特徴です。
そして、助手席にはオットマン機構を備え、BOSE製22スピーカーのプレミアムサウンドシステムや64色のアンビエントライトなど、快適性を重視した装備を多く採用しています。
新型エルグランドの内装に対して、SNSでは「質感がめっちゃ上がってる」「助手席オットマンはやっぱり必要だからうれしい」「14インチのナビとメーター、装備満載で豪華」といった肯定的な意見が多く見られました。
一方で、「2本スポークのステアリングが内装の雰囲気に合っていない」「ボタン式シフトは高級感にそぐわない気がする」と、運転席デザインの一部に違和感を指摘する声も少なくありません。
e-4orce搭載で走りにも期待が高まる

新型エルグランドには、日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」と電動4輪制御技術「e-4ORCE」が組み合わされています。
このうち「e-POWER」はエンジンで発電し、その電力でモーターを駆動させるシリーズハイブリッド方式を採用しており、モーターならではの滑らかで力強い加速を実現します。
一方の「e-4ORCE」は前後モーターの駆動力を緻密に制御し、車体の挙動を安定させることで、滑らかな乗り心地と優れた操縦安定性を両立する技術です。
これらを組み合わせることで、電動ならではの静粛性に加え、アクセル操作に忠実なリニア(滑らかで一体感のある)加速フィールが実現されています。
また、運転支援技術「プロパイロット2.0」も採用されており、高速道路でのハンズオフ走行や自動車線変更支援などに対応します。
こうした走行性能の進化について、SNSでは「プロパイロット2.0が搭載されてると長距離が楽そう」「e-POWERとe-4ORCEの組み合わせで走りに余裕がありそう」といった声が多く、動力性能と運転支援技術の進化に対する期待が高まっています。
まとめ
ジャパンモビリティショー2025で公開された新型「エルグランド」は、デザイン・装備・走行性能のすべてを刷新し、日産の新たなフラッグシップミニバンとして大きな注目を集めました。
正式な発売時期や価格は今後発表される見込みのようですが、上質さと先進技術を両立した内容から、アルファードやヴェルファイアといった競合モデルとの比較にも注目が集まりそうです。
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