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お、お前…喋れたのか…!?足元から聞こえる「スピードを落としてください」「カーブです」

北海道標津郡標津町では進化型“しゃべる道路”が活躍中

平成22年12月からはメロディーロードが進化して、北海道標津郡標津町に“しゃべる道路(スピーキング・ロード)”が誕生。ついに道路がしゃべり出しました。

“しゃべる道路”は、国道272号を利用して標津サーモン科学館へ向かう道で体験することができます。走行していると「カーブです。カーブです。スピードを落としてください」との声が。

また、反対車線では「交差点です。交差点です。止まってください」と教えてくれるなど、防災道路としても実用的な仕様になっています。

道路の溝を使って声を再現し、注意喚起をする…… 常人ではなかなか思いつかないアイディアですよね。篠田静男社長に“しゃべる道路”へのこだわりについても伺ってみました。

メロディーロードを作ろうと思ったときに、最初にしゃべらせることを目的として考えていたので“しゃべる道路”を作りました。

メロディーではなく声っぽく聴かせるために、音の強弱・それぞれの持つ音階(周波数)にこだわっています。溝を作るという意味では基本的な作りかたは他のロードと変わりませんが、溝一本一本の幅や間隔を変えているんですよ」

例えば、溝と溝との間隔で音階を調整。間隔が狭いと高音、広いと低音になります。溝自体の幅や深さを調節すれば音量も強弱をつけられるそう。

“しゃべる道路”の開発期間は2~3年ほど。時間をかけて丁寧に作り上げていったようです。

運転者からの反響は「本当に道路がしゃべっている」「一度は行くべき観光スポット」と驚きながらも、とても好評の様子。

篠田静男社長も「“しゃべる道路”のためだけに京都から来て下さった人もいました。ドライバーや同乗者も本当に楽しそうに走っているんです」とうれしそうに語っていました。

実際、北海道標津郡標津町役場にも「どこに行けば走れるのか知りたい」といった問い合わせがあるようで、“しゃべる道路”目的の観光も多いそう。

地元のかただけでなく、観光客からも注目されていて、人気の高さがうかがえますね。

広島県には楽器を演奏するメロディーロードも

©yoshida hirofumi/stock.adobe.com

他にも、株式会社 篠田興業は変わり種のメロディーロードを作っています。

広島県安芸高田市にある神楽街道では『鬼の登場』という曲が流れる仕様に。安芸高田市は神楽が有名ということで、右のタイヤが「太鼓」、左のタイヤが「笛」と左右それぞれ違う音が出るように工夫を凝らしたそう。

神楽街道は楽器音の再現度にこだわっていて、社長も思い入れのあるロードの1つだとか。地域の特徴を捉え、活性化を願う社長の熱い思いが伝わってきます。

株式会社 篠田興業が手がけた“メロディーロード”、そして進化した“しゃべる道路”。旅行で訪れた際には、道路の“音色”や“声”を聴きに行ってみてはいかがでしょうか?

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執筆者プロフィール
小高皐月
小高皐月
1979年生まれ。会社員を経て、知人の縁で編集プロダクションに就職。子育ての経験を活かして様々な記事を担当していたが、取材をきっかけにドルオタ化。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが大好きで、歴...

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