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セルフガソリンスタンドで【55】の数値が点滅?知る人は少ない「4分ルール」とは
セルフガソリンスタンドでのんびり給油していると、給油機が壊れたわけではないのにガソリンが出てこなくなるケースがある…といった経験はありませんか?
気軽に給油できるのがセルフガソリンスタンドのメリットですが、実は”制限時間”があるので注意が必要です。
「4分間待ってやる」…時間内に給油が終わらないとどうなる?
実は、セルフガソリンスタンドの給油機は、4分間で給油を済ませないと自動停止するような設定がされているそうです。なぜ、”4分”と設定されているのかというと、「利用客が1回で給油する量や給油作業にかかる時間」を考慮して計算されているとのこと。
1回の給油作業でガソリンを給油できる量は最大100リットル、標準の給油時間は4分と設定されています。2つの条件を設けることで、不正な給油作業や火災などの危険を防ぐ狙いがあるようです。
筆者もドライブが好きでこまめに給油していますが、100リットルも給油できるタンクが備わった車を運転したことも、4分もかかるほど給油に時間がかかったりしたこともありません。
本当に4分で止まってしまうのか、行きつけのセルフガソリンスタンドでスタッフに詳しく尋ねてみました。
「給油を始めてから4分が経過した段階で、機械側が自動停止するように設定されています。
機械が自動停止した際は、給油量を表示した液晶メーターの左に数字が点滅するようになっています(伺ったお店では給油量の左側に”55”の数字が出るとのこと)。
滞在しているスタッフが対応しますので、給油ができなくなりましたら、給油機に備え付けたインターホンなどでお声かけ下さればと思います。」
- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。