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「未だに理解しない愚か者に告ぐ」夏タイヤ装着車による立ち往生多発…国交省呼びかけ

「何度言えばわかるんだ」ノーマルタイヤで峠道…非難ごうごう

また、福島河川国道事務所は公式Twitterアカウントにて、積雪のある栗子峠の道路をノーマルタイヤで走行し車道上に停車した車を矢印で示した写真を投稿。

福島河川国道事務所は、2022年12月2日に栗子峠に積雪があり除雪車が出動したことを投稿するとともに、栗子峠を通行する際は冬用タイヤの装着とチェーン携行を呼びかけていました。

ノーマルタイヤで走行し車道上に停車した車が事故の要因とはならなかったことを伝えていますが、この投稿へのリプライでは「何度言えばわかるんだ」「まだ理解してない愚か者がいるのか」「平地ですら危険なのに峠道を走るなんて信じられない」など、積雪・凍結路面をノーマルタイヤで走行しようとするドライバーへの非難が多く寄せられています。

防滑措置なしで積雪・凍結路面の走行は違反

「四輪駆動でもスタッドレス履かなきゃダメなの?」という投稿も

©Galina_lya/stock.adobe.com

このほか、SNSでは冬用タイヤの装着について「四輪駆動の車なのにスタッドレスタイヤを装着しないといけないのか?」という投稿もありました。

四輪駆動の車は、車を前に進める力である駆動力を安定して発揮できるため「悪路に強い」と言われていますが、それはタイヤが路面を捉えて初めて発揮されるもので、駆動輪がスリップしている場合は四輪駆動、二輪駆動いずれも前進することができません。

また、冬用タイヤの装着などによる滑り止めの処置でもっとも重要なことは、車を停める力である制動力の確保です。この制動力もタイヤが路面を捉えて初めて発揮されるものであるため、滑りやすい路面、タイヤではこの制動力が十分に発揮されず、目標位置での停車ができない場合があります。

車が進まないことよりも、車が止まらないことが、多大な危険を招きます。そのため、駆動方式に関係なく、積雪・凍結路面では滑り止めの措置を行うことが重要です。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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