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《インスタ映え》目的がとんでもないことに!道路上の愛車撮影はどんな罪に?

迷惑行為のせいで“映えなくなった”スポットも……

警告シートが貼られる前の袖ヶ浦市海岸
©Kazu8/stock.adobe.com

今回の香川県での事件を耳にして、千葉県にあるスポット・通称“千葉フォルニア”が「路上駐車禁止」の看板などで規制強化を行ったことを思い出しました。

千葉フォルニアは、道路沿いに立ち並ぶヤシの木がアメリカの海岸を思わせるような雰囲気のスポットですが、インスタ映えを狙った観光客が車で訪れ、危険行為や迷惑行為をする人も多くいると問題となっていました。

当時の袖ケ浦市環境経済部の担当者は次のように語っています。

「現時点では、(路上駐車禁止の)ルールを守られていない方々が多く、注意喚起の看板を外す予定はありません。

(観光客が愛車撮影へ訪れる要因となっている)ヤシの木の伐採も検討しておりましたが、まずは注意喚起を徹底的に行うことで、来訪された方々のモラルに委ねさせていただいております。

今後もお車の写真撮影など、迷惑行為が続くようであれば、ヤシの木の伐採を検討せざるを得ない状況であると考えております。」

「その行動が他人に迷惑をかけていないか」モラルを考え直すきっかけに

@Aleksei/stock.adobe.com

近年では道路上に限らず、高速道路のサービスエリアやショッピングモールといった大型施設などに備わっている民間駐車場でも、複数人で集まって愛車の記念撮影をしている様子も散見されます。

これらも、施設を運営している会社などとのトラブルに発展する恐れがあるため、オフ会などでの使用を希望する旨を事前に施設側へ申請しなければならないケースがあるでしょう。

TwitterやInstagramを通じて人々とコミュニケーションが取りやすくなった反面、“承認欲求”を得るために人の迷惑を顧みず、自らの愛車をアピールしたいと同時に他者へ迷惑をかけてしまうケースが後を絶ちません。

今回の香川県で発生した事件は「その行動が他人に迷惑をかけていないか」と、マナーやモラルを考え直すべききっかけとなるかもしれません。

愛車をアピールするのは自身の個性を表す手段かもしれませんが、起こしている行動が正しいかどうか常に判断して、マナーを守りつつ、愛車との生活を楽しんでいきたいですね。

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執筆者プロフィール
長谷川 優人
長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。

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