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護送車ではない?よく間違えられる「青と白のバス」は誰を乗せてるの?
間違えられやすい「護送車」は何をするための車?
先述の通り、人員輸送車は「護送車」と間違えられることがしばしばあります。護送車とはどのような車両なのでしょうか。
人員輸送車との大きな違いは、多数の警察官ではなく、事件の被疑者の移動などに使用されるということ。
車両の外観をチェックしてみると、パトランプやエンブレムを除けば、ほぼ普通の商用バンやマイクロバスのように見えます。画像からは金網などの物々しい装備も見えませんが、実は護送車の車体内部には頑丈な装備が設けられています。
例えば、被疑者が逃亡を図らないように窓ガラスの内側に鉄製の格子を備えるほか、運転席と被疑者の待機部分を区切って安全性を確保するなど対策が施されているのです。
普段よく見かけるのは「青と白のバス」つまり人員輸送車で、護送車にはなかなかお目にかかれないかもしれません。
人員輸送車はあくまで警備を担当する警察官などを運ぶための車両。見かけたからといって、周囲で交通違反の取り締まりが行われているわけではありませんから、必要以上に警戒する必要はありませんが、引き続き安全運転に努めましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。