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2人で買った車なのに…あやしいと思いGPSをつけたら真っ黒、別れて売却したら「金返せ」!家族やパートナーと車をシェアしてモメた事例
居住エリアやライフスタイルによって、「生活のなかで車をどのくらい使うか」は大きく異なります。車の使用頻度がさほど高くないのであれば、「同居の親族や恋人と車をシェアする」という選択肢もあるでしょう。
しかし車のように高価なものを共用する際は、「どっちが使うか」「どう使うか」をめぐるトラブルも考えられます。今回は「微妙な距離感でのカーシェア」が招いたトラブルについてのエピソードを集めました。
義父と同居後、車に知らないキズがチラホラ…

結婚後の人間関係において、悩む人が多いのが「義実家」とのトラブルです。夫婦ですら価値観が違うのに、配偶者の親や兄弟など、もともと他人同士だった相手とソリが合わないことは十分に考えられるでしょう。
しかし状況によっては、そうした相手と車を共有して使っている例もあるようです。
「3年前に義母が亡くなり、私たち夫婦の家で義父と同居することになりました。
もともと私たちの家には小さめの乗用車があり、週末の買い物や旅行に使う程度。平日はほとんど使わないので、1台で十分だろうという話になり、義父が同居前から乗っていた軽自動車は手放してもらいました。
うちの車のカギを共用にして、それでとくに不便に感じることもなかったんですけど……。
ただ、義父が運転するようになってから、車を何度かぶつけてしまっているんですよ。しかも、夫から『ここぶつけた?』と聞いてもらっても、『いや、覚えてない』と毎回しらばっくれるんですよね。
強く出るわけにもいかないし、かといって直さないわけにもいかないし、しぶしぶ修理代をこちらが負担している状況です」(50代女性)
このように、家計を別にしている相手と車を共有する場合には、修理代や維持費などの負担に関するトラブルが生じやすいと考えられます。
事前に保険や税金、維持費など車に関わるお金の負担割合を話し合っておくことが理想的ですが、相手との関係性やその時々の事情によっては、そうした「お金の話」をもち出すことが難しい場面もあるでしょう。
隣家の物が強風で飛ばされて愛車にゴツン!当然弁償してもらえると思っていたら…
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...