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予算内で上級車を狙う!ベースグレード派の賢い車選び術【ベースグレード vs 上位グレード】
車選びにはその人の価値観が色濃く反映されます。とくに「グレード選択」においては、車に求めるポイントが強く映し出されるものでしょう。
予算的に余裕のある車種でグレードやオプション面を充実させるか、それとも上級車種のベースグレードを選択するか……車の購入における「究極の選択」をめぐって、皆さんはどのような考えをもっているのでしょう。
今回は「ベースグレード派」のオーナーたちの主張をまとめました。
装備品はお金のムダ?ハリアーのベースグレードを選択
手の届きやすい価格の車種でも、上位グレードで多くのオプションを装着すれば、より上級とされる車種と価格が逆転することも。そうであるなら、「車格が上の車を選ぼう」と考える人がいるのも自然なことでしょう。ハリアーのベースグレードに乗る男性は次のように言います。
「なるべく費用を抑えるために、グレードは低いものにして、オプションもほとんど付けないですね。今のハリアーも、オプションはフロアマットとETCくらいしか付けていません。多分価格的には、カローラクロスのいいグレードと同じくらいだと思いますよ。
でも、高いグレードを選んでも、外見はあまり変わらないですし、一般的にもグレードまでチェックする人はごく少数ですよね。だったら少しでも上のクラスを買った方がいいよなって。やっぱり車格が上がれば、それだけ乗り心地や静粛性もよくなりますし。
装備の面でも、少し便利になったりするくらいで、自分にとって絶対に必要なものは廉価グレードでも揃っているんですよね。よほどお金が余っているならいいですけど、なくてもどうにかできる部分にお金を払うのは無駄に思えてしまいます」(30代男性)
このように「同じ予算の範囲ならより上級車種を狙う」というスタンスは、車選びにおけるひとつの考え方でしょう。とはいえ、ほとんどのオプションを「不要」と割り切る姿勢はそう多く見られるものではないかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...