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「使わないけど付けたほうがお得」な装備も?ディーラースタッフが新車購入時に必ず選択する“高くても元が取れる”オプション
目次
地味だけど一度使うと戻れない……
その他、日常生活のなかで役立つ装備として、以下のようなものが挙げられました。
「ボディタイプにもよりますが、ハンズフリーでスライドドアやリアハッチを開けられる機能はいいですよ。はじめは不要に思えるんですけど、車に乗るときって意外と手が塞がっていることが多いんですよね。雨の日とか子どもを抱っこしているときとか、使ってみるともう付いていない車には戻れないです」(ディーラー営業スタッフ)
足先をドアの下方に出し入れすることで、ドアを開けてくれるハンズフリー機能は、ミニバンのスライドドアやSUVのリアハッチなどで導入されています。たしかに買い物や子どもの送迎に使う機会が多い車であれば、ありがたみを感じられそうですね。
今は高級車向け装備、今後の普及に期待
ドライブ中の快適性に関わる装備として、現在では「シートヒーター」が一般的な装備となりつつあります。軽自動車に標準装備されるケースも増えており、メジャーな装備となるなか、シートの快適性を向上させる比較的新しい機能も。
「シートベンチレーションですね。とくに本革シートは蒸れやすいですから、夏場は本当にこれがないと不快になってしまいました」(ディーラー営業スタッフ)
シートベンチレーションとは、シートに内蔵されたファンによる送風あるいは吸引により、身体の熱や蒸れを和らげるための装備です。現時点ではまだ搭載車種が限られていますが、近いうちにより多くの車種に導入されていくものと予想されます。
オプション選びの際には「査定時の価値」も重要?
実際に「どのオプションが役に立つのか」は、その人の生活環境や使い方によってもさまざまでしょう。一方で、「後悔しない選び方」をするうえでは、「売るときの査定アップ要素」を考慮しておくとよいのかもしれません。
新車におけるオプションの価値と、中古車となった際の装備品の価値は、必ずしもイコールではありません。新車で高額のオプションが、査定時にはまったくプラス要素にならなかったり、反対にオプション価格と同等のプラス分が発生したりといった可能性もあります。
オプション選択の際には「実際に使える装備」のほか、「価値が落ちない装備」も選択肢に加えるといいかもしれませんね。
みなさんは新車のオプションで、「これは付けてよかった」と思える装備はありますか?
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...