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「“名古屋は運転マナーが悪い”なんて偏見」というわけで名古屋に引っ越して検証してみた!?“引っ越し先の車文化”に戸惑い
住み慣れた地域から引っ越す際、「新しい土地でうまくやれるか」を不安に感じる人は多いでしょう。実際に、引っ越してから「文化の違い」をありありと感じる場面もあるはずです。
そうしたギャップは、「交通マナー」の面でも感じられることがあります。今回は、最近引っ越したという人たちに「車に関するカルチャーショック」を聞きました。
同じ23区外なのにこんなに違うの?

関東から関西など、遠く離れた場所に引っ越すほど、やはりカルチャーショックも感じやすくなると考えられます。しかし、「少ししか離れていない土地」であっても、環境の違いに驚くケースもあるようです。
「最近、東京の多摩市から小金井市に引っ越しました。同じ23区外ですし、15kmも離れていないので、周辺の空気はそこまで大きく変わらないかなと思っていたんです。
でも引っ越してきて、自転車の多さにビックリ。自転車で行ける範囲に学校も多いからか、通勤通学の時間帯は自転車が列になっていて、メインの足という感じで。
多摩市にいたときには『車道は車のもの』くらいの感覚で、自転車に乗っていると肩身が狭い感じもありましたけど、引っ越してきてからは『自転車に市民権がある……!』という感覚がありますね。
あと、これは別の話ですけど、駐車場がある施設が多摩市よりも少なくなった印象があります。やっぱり都内に近づいたぶん、全体的に土地に余裕がなくなっているというか。少し車で出かけにくくなった気がしますね」(30代女性)
都心部に近づくほど地価が高くなり、商業施設の敷地にも余裕がなくなっていく傾向は、どのエリアにも当てはまるかもしれません。かわりに公共交通機関が発達していくため、車の使用頻度は低くなっていくのでしょう。
東京都の場合にはこの傾向が顕著であり、「少し東に行くだけで車移動が不便になる」といった印象につながっているのだと思われます。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...