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「90年代スポーツカーに乗りたい」軽い気持ちで買ったら超後悔?覚悟しておかなきゃいけない現実…「憧れだけで終わらせる」ことも重要?
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販売価格の高いならその分状態も良い?
一般的に、中古車の販売価格はその車の状態によって上下します。走行距離がわずかで年式も新しく、ボディや内装の傷、汚れが一切なければその値段は高くなります。いっぽうで、走行距離が多く年式が古い、ボディや内装の傷、汚れも目立つというような状態であれば値段は安くなります。
ところが、90年代のスポーツカーは一部例外となるケースはあるものの、ほとんどのモデルで「年式相応に、状態があまり良くない程度」であれば高値となっています。人気があるうえ、生産終了でもう手に入らないというプレミアによって、一時期は安ければ数十万円で買えたようなモデルも価格は高騰。
現在は多少落ち着きを見せてはいるものの、例えば15年前であれば20万円で買えたようなモデルに100万円以上の価格がつけられているため、落ち着いたとは言ってもまだ高騰が続いていると言える状況です。
例えば、日産 スカイラインのER34型は、かつては中古車市場の中でも手軽に買えるFR車のひとつでした。状態にこだわらなければ学生がアルバイトで買える程度の金額で販売されており、ER34型スカイラインのほかにも、今では信じられないような金額で販売されていたスポーツカーは中古車市場に無数に存在していました。
しかし、現在のER34型スカイラインは安くとも100万円近くかそれ以上。かつての相場で言えばとても状態の良い個体が買えた金額ですが、現在はこれだけ出しても状態は「いちばん安い中古」なりのものです。
さらに、そもそも年数も経っているため、より高価な状態が良い中古車であっても、慎重なケアやこまめなメンテナンスが必要になります。「高額な中古車なら状態が良く手間がかからない」というわけではないため、注意が必要です。
“専門店”なのに実は専門外の車も普通に販売してる?
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...