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「車にもトリセツあるの?」愛車の取扱説明書、すべてに目を通した人は全体の3割ほどという結果に
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車のさまざまな機能、知らず知らずのうちに使ってる人もいる?
走行中に暗くなると自動でヘッドライトなどを点灯してくれる「オートライト」や、信号待ちなどで停止したときに自動でエンジンを切る「アイドリングストップ」など、車にはドライバーをアシストしてくれるさまざまな機能が備わっています。
中には、安全性を高めるためはじめからその機能が使えるよう設定されている場合もあるため、その機能を知らず知らずのうちに使っていたという人もいるでしょう。
しかし、たとえば2020年4月以降に販売される新型車への搭載が義務付けられたオートライト機能を巡っては、「ヘッドライトやポジションランプを点灯する必要がないような状況でも点けっぱなしの車が増えていて、まぶしい思いをする」と不満の声をあげる人も。
状況によっては、配慮としてヘッドライトなどを消灯したいと考える場合があるかもしれませんが、オートライト機能が初めから設定されているモデルではヘッドライトのオフスイッチが廃止されていることも多く、どう消灯するのかわからない場合もあるようです。
新車はオートライト装着が義務化されている
“取扱説明書”、読まなくても車はとりあえず運転はできる
前述のオートライト機能やアイドリングストップ機能などの自動機能を、状況に応じて作動しないようにすることはほとんどのモデルで可能です。
ここでその方法を解説することは避けますが、ほとんど車には家具・家電などと同じように、“取扱説明書”や“オーナーズマニュアル”といった、その車の機能・使い方などを説明する本が付属しているため、これを読めば適切な使い方を学ぶことができるでしょう。
しかし、数百ページにもなる分厚い本であったり、近年では電子化されメーカーのWebサイトからでしか確認できない場合があったりするため、読むことに抵抗を感じるという人は少なくないようです。
車を運転するにあたっては、アクセルやブレーキのペダルを踏む以外にもさまざまな操作が必要となりますが、教習所などで車の運転操作はひと通り学べるほか、ナビなども機能も直感的な操作である程度は使えるように設計されているため、わざわざ説明書を読もうとは思わないのかもしれません。
そこで、実際にどれくらいの人が車の取扱説明書を読んだことがあるのか、アンケートサイトCarQで調査を実施。
「車の“オーナーズマニュアル”や“取扱説明書”を読んだことがありますか?」のタイトルで、以下の5つの項目から選択式で回答を集めました。
・すべてに目を通し、車の機能をほとんど理解した
・必要なところだけ読み、よく使う機能は理解した
・存在は知っていたが、読んだことはない
・存在を知らなかったので、読んでみようと思う
・存在は知らなかったが、読むつもりはない
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...