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行楽シーズンがやってくる!「目的地に着いた頃にはヘトヘト…」長旅・渋滞を乗り切る休憩の取り方をプロに聞いた

行楽シーズン・帰省ラッシュの運転疲れを溜めない休憩を

運転姿勢が適切であっても、疲労がまったく蓄積しなくなるわけではありません。渋滞や混雑に巻き込まれると、移動距離は短いのに、長時間にわたって運転を強いられます。このような状況での疲労蓄積は深刻です。

前述の教習指導員は、「長時間にわたる運転では、最低でも2時間に1回は車から降りて休憩しましょう」と強調します。

「車から降りて身体を動かすことは、心身のリフレッシュに繋がります。そのため、定期的にトイレ休憩、食事休憩、コーヒーブレイクなどを計画的にとることが大切です。」

長時間運転では、疲労は気づかぬうちに蓄積されます。2時間に1回の休憩はあくまで最低限の目安です。1時間に1回のペースで取るなど、疲れを感じ始める前から、こまめな休憩を取るのが理想的。

もし少しでも疲れを感じたり、眠気が襲ってきたりしたら、迷わずサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)、あるいはコンビニ、道の駅、レストランなどに入り、休憩を取ることが何よりも重要です。

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イライラ解消!帰省ラッシュをスマートに乗り切る「時間管理術」

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帰省ラッシュやUターンラッシュの時期は、通常時よりも事故や渋滞・混雑が発生しやすく、予定通りに進まないことがほとんどです。ナビが示す到着時間だけを鵜呑みにしてしまうと、想定外の遅延に遭遇した際、気持ちに余裕がなくなり、焦りや苛立ちが増大します。この精神的なストレスも、疲労を大きくする原因となります。

「時間がない」という焦りやイライラによる疲労を少しでも軽減させるために、長距離運転をするときは、ナビに表示されている現在地から目的地までの時間に、渋滞情報の予測時間やゆとりのある休憩時間も加算した運転計画を立てましょう。

いつもより時間にたっぷりとしたゆとりを持って出発することが、精神的な疲労を減らし、安全運転にも繋がります。焦らず、急がず、「着くべき時間」ではなく「着いたらラッキー」くらいの気持ちで臨むのが、ラッシュを賢く乗り切る秘訣です。

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安全で快適なドライブのための3つのポイント

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長期休暇の時期に長距離運転をして帰省する際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。これらの対策を講じることで、運転による疲労は大きく軽減することが可能です。

  • 適切な運転姿勢で身体への負担を減らす。
  • 最低でも2時間に1回は車から降りて休憩し、リフレッシュする。
  • 普段よりも時間に大幅なゆとりを持った計画を立てる。

疲労が溜まった状態での運転は適切な判断ができなくなり、重大な事故につながります。

あまりにも疲労が溜まり「過労」となっている状態で運転をすることは「過労運転」として罰則が設けられており、その内容は違反点数25点、欠格期間2年の行政処分、また刑事処分は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

予定がある、早く帰りたいなどで急ぐ気持ちがあるあまり、自身の疲労を軽視してしまうと、取り返しがつかない事態になってしまうかもしれません。

安全運転はドライバーの努めですので、疲労と向き合い、コントロールできる術を身につけ、安全かつ快適なドライブを行うようにしましょう。

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