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うるさい選挙カーこそ無駄なお金?選挙カーのレンタルの費用などを調べてみた

衆院解散が閣議決定!

衆院解散が決定し!総選挙へ!

安倍総理「今、日本は、北朝鮮の脅威、そしてまた、少子化という大きな課題に直面をしております。この2つの国難を、国民の皆様のお力とご理解を得て、乗り切っていかなければならない。」#nhk #ニュース7 pic.twitter.com/Utq4iCzLXB— きやすめ。放送法ってなーに? (@ZeroE13A1) 2017年9月28日

安倍内閣が衆院解散することを9月28日の臨時閣議で決定しました。
総選挙に向けて、野党の民進党と希望の党の両勢力が合流する模様で、今後の展開が気になるところです。
今後の総選挙で選挙カーが路上で走る姿が見れると思います。
以降では選挙カーについて詳しく紹介!

うるさい選挙カー!走っていい時間は何時まで??

選挙カー
Dick Thomas Johnson CC 表示 2.0 / CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

選挙の期間って選挙カーが大きな音で走ると仕事中、家事中、勉強中等々・・うるさいなぁと思ったことはありませんか?
しかし、走っている時間は決まっていることをご存知でしたか?

さすがに真夜中や早朝に走る選挙カーは見たことが無いと思いますが、選挙カーを走らせてよい時間帯は決まっています。

公職選挙法第140条の2では本来は選挙運動のために連呼行為をすることができないと定めていますが、演説会場や街頭演説の場所、または午前8時から午後8時までの間なら選挙引導のために自動車、や船上などで活動してよいとなっています。

ただし周りの人の迷惑にならないように、選挙カーで走るのは言うまでもありません。
この指定時間以外にうるさい選挙カーがあった!という場合には、候補者名や時間をチェックしている人がいるようです。
さらに、その事実をその地域の選挙管理委員会へ申し立てられたら違法となってしまうこともあるようです。

このまとめ記事では、選挙カーの裏側をご紹介していきます。

選挙カーはシートベルトをしなくても良いの?

シートベルト
©Africa Studio/stock.adobe.com

「選挙カーに乗っている人って割と乗り出して手を振っているけど、シートベルトの着用ってしているの?」
「選挙カーでシートベルトをしてない人もいたようだけれど?」
と疑問に思う人もいるかもしれません。

実は、選挙カーにおいては運転者以外のシートベルト着用は道路交通法により免除されていることとなっています。(道路交通法 第26条の3の2)
ただし、自動車の窓枠等に座る行為(いわゆる「箱乗り」)や、その他危険な乗り方をしていた場合は、当然指導対象となりますので
見かけた方は地域の警察交通課に連絡することができます。
また、乗車の人数制限は乗車定員10人以下の車なら乗車人員6人以下に設定することとなっています。

選挙カーは事故が多い?もし事故を起こしたら?

交通事故 ミニカー
©Sakosshu Taro/stock.adobe.com

ウグイス嬢や候補者のほかにもスタッフなどが載っているワンボックスタイプの選挙カー。
「事故を起こしたらどうなるの?」
「あんなに叫んでいたら事故多いんじゃないの?」
と思う人もいらっしゃるでしょう。

以前、関西方面で事故を起こした選挙カーのニュースがありましたが、選挙カーの事故の多さやその対応法はどのようにされているのか気になりませんか?

もし事故を起こしてしまった場合は、レンタカーがほとんどですから借りているレンタル会社がかけているそれらの自動車保険でカバーできることが多いようです。
候補者の事務所は、レンタカーを借りるときに対人、対物、車輌などの自動車保険に対応しているかどうか確認していることでしょう。

選挙カーの事故が多いか少ないかは、基準がどのようになっているかによりますが長い時間ゆっくりとはいえ、ずっと走っているのですから、事故の確率は高めになっているのでは、といえるかも知れません。

選挙カーは候補者1人何台までOK?

基本的に1候補者1台が原則とされています。
何百人の候補者が全員1台ずつ、選挙カーを使えば相当の数が地域ごとに走ることになるので、複数台持てないのは当然と言えば当然です。
ちなみに、1候補者で複数台選挙カーを走らせると公職選挙法違反となります。

選挙カーのレンタル費用はいくら?

この選挙カーかっこよくない?!看板と音響載せただけじゃなくて、地味に金掛かってる!(選挙カー専門のレンタル業者より) pic.twitter.com/7Dp2plbfaf— びびスケ・キンタマリア (@viviGT9696) 2014年11月24日

レンタルの車に加えて通常の車とは異なるイメージには選挙カーにはあります。
さまざまな選挙機器も取り付けたり、看板やスピーカーなども必須ですからその車の仕様によって値段は異なります。

選挙カーのレンタル料に加え、フレームや看板、スピーカー、マイクなど一式そろえると結構な費用がかかります。
小さな軽自動車なら2〜30万でレンタルできるそうですが、普通車のワゴンのレンタカーなら50万、それ以上の大きな選挙カー(テレビで見るお偉い方々が使っているような上にステージがあるようなタイプ)のレンタカーなら数百万、改造で何十万とするものもあるようです。
レンタルの基本料金に加えて装飾のことも考えて運用していかねばならないのが選挙カーですので、費用は雪だるまのように膨れ上がりそうです。

選挙カーはうるさいだけ?裏側を知ると納得?

@metamorworks/stock.adobe.com

選挙カーについてのまとめ記事はいかがでしたでしょうか?

選挙資金からだせるとはいえ、このほかガソリンや宣伝の装飾をする場合には割高なイメージがぬぐえない選挙カーです。
どうせお金を使うのであれば、きちんと目安を決めて必要な装飾や道具をそろえてもらいたいものです。
候補者にきちんとしてもらわないと、単にうるさいだけの選挙カーになってしまいますね…

あなたは、どうお感じになられましたか?

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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