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国際免許証が必要な国はどこ?取得方法や必要書類、有効期限も
目次
国際免許証(国外運転免許証)を取得するにはどうすればいい?
お住まいの地域の受付場所を調べる
国際免許証申請者が住んでいる地域を管轄する警察署または運転免許試験所で、国際免許証を申請する仕組みになっています。つまり地域ごとに申請先が異なりますので、申請する予定のある方は事前に各都道府県の警察署ホームページを訪れてどこで申請できるのかを確かめておきましょう。
申請に必要なものを揃える
申請時にはいくらかの書類・資料が求められます。所有している免許証、パスポートや航空チケットなどの外国への渡航を証明する書類、国外免許証に使用する申請者の写真、そして手数料です。また、国外運転免許証交付手数料2,350円の支払いが必要となります。
国外運転免許証を申請できないケースとは?
以下に該当する場合、国外免許証を申請することができません。つまり、普通自動車や自動二輪免許などの免許を所有していることが大前提になるということです。
- 原付免許、大型特殊、小型特殊免許または仮免許しか持っていない人
- 免許証の住所が受付場所の府県等と異なる人
国内運転免許証の有効期限に要注意
外国へ滞在中に国内運転免許証の有効期限が切れると、それと同時に国外運転免許証も使うことができなくなります(効力の失効)。例えば1年間の海外赴任が決まって国外運転免許証を取得したとしても、日本出国時点で国内運転免許証の有効期間が残り6ヶ月だった場合、半年後には国外運転免許証はその効力を失うこととなるのです。
実際に国際免許証を取得する手順
申請書類・資料等を用意する
先ほど紹介した写真や免許証にパスポート、そして航空券のような外国へ行くことを証明する資料を揃えておきましょう。国外運転免許証向け写真は、次の条件を満たす必要があります。以下の要件を満たす写真を用意しましょう。
- 縦5cm・横4cm
- 帽子などをかぶっていない
- 正面を向いている
- 体の上三分身が写っている
- 無背景であること(白や青などでOK)
- 枠なしであること
この時、申請者の顔がはっきりと写ってることが大切です。例えば前髪で顔が一部隠されていたり、カラーコンタクトを装着していて目の色が不鮮明、メガネが反射して目が判別できない、平常の風貌と著しく異なるなどでは、書類が受理されない可能性があります。注意しましょう。
このように、日本から海外へ足を運ぶ際には、国外運転免許証があれば異国のドライブを堪能できます。なお運転する際には地域ごとの法律を事前に確認しておきましょう。
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