MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > カーライフ > 運転免許 > 違反者講習とは?対象者や点数はどうなる?前歴はつく?【運転免許Q&A】
運転免許

更新

違反者講習とは?対象者や点数はどうなる?前歴はつく?【運転免許Q&A】

違反者講習とは?

交通違反のイメージ画像
©beeboys/stock.adobe.com

違反者講習とは、運転免許の違反点数が6点に達したときに受ける講習です。本来は、違反点数が6点になると免許停止の対象となりますが、受講することでその処分を免除されます。

なお、講習の受講は任意ではありますが、受けない場合は免許停止の処分を受けることになります。また、一発免停となった場合は違反者講習ではなく「停止処分者講習」を受けることになります。

累積6点となりえる違反、および一発免停となる6点の違反などについてはこちらの記事で解説しています。

免許更新時の「違反運転者講習」は別モノ

違反者講習は、免許更新時の「違反運転者講習」や、免停処分時の「停止処分者講習」とは別モノです。各講習についてまとめてみました。

講習名いつ?誰?どうなる?
違反者講習違反点数が
6点に達したとき
累積違反点数が6点の人免許停止処分が
免除になる
違反運転者講習免許更新時過去5年間に
軽微な違反が2回以上の人
特になし
停止処分者講習免停処分時免許の保留、効力の停止、
6ヶ月未満の運転禁止処分を受けた人
行政処分日数が
短縮される

この記事では違反運転者講習との違いも含め、「違反者講習」について解説します。免停処分時の「停止処分者講習」についてはこちらの記事で解説しています。

違反者講習の対象者や違反点数

違反者講習の対象となる人は、以下の条件全てにあてはまる人になります。

  • 運転免許の違反点数が累計で6点に達していること
  • 6点の内容が、基礎点数3点以下の軽微なものであること
  • 過去3年間で違反者講習の受講歴がないこと
  • 過去3年間で免停講習の受講歴がないこと
  • 累積の違反点数が7点以上でないこと
  • 免許停止の期間が30日であること

講習については、所持している免許の種類にかかわらず受講することができます。なお、過去3年以内に以下の条件にあてはまる場合、受講することができません。

  • 免許停止処分を受けた場合
  • 免許取消処分を受けた場合

また、過去に「道路外致死傷」や「重大違反のそそのかし」などをした場合も受講資格はありません。

【特例】違反者講習を受講すると前歴がつかない

本来、累積点数が6点に達すると免停処分となり、前歴1回とカウントされます。しかし、違反者講習を受けた場合は前歴として計算されません。

ただし、同じ6点でも一発免停処分の場合は、違反者講習ではなく停止処分者講習を受けることになりますので、前歴はついてしまいます。

また、違反者講習を受けるだけでは、累積点数自体はリセットされるわけではありません。(点数リセットについては別のお話になるので、こちらの記事で解説しています)しかし、違反者講習後にしてしまった違反は、講習前の6点の違反点数と合計されることはありません。

違反者講習の通知はいつ届く?

違反点数が6点に到達した時点で、各都道府県の公安委員会から配達証明郵便で違反者講習通知書が届きます。

通知は違反の日から2~3週間程度で送付されますが、他県で違反した場合や行政処分の手続きが遅れている場合などは日数がかかることもあります。

違反者講習は、講習についての通知が届いてから1ヶ月以内に受ける必要があります。この期間に受講しないと、講習による特例を受けることができなくなり、免許停止の処分を受けることになります。

なお、講習を受けずに免許停止相当の違反をした場合は、停止期間が短縮される停止処分者講習を受けることができなくなります。

この期間内に受講することが困難なときは相談に応じる場合もありますが、海外に行く場合や災害時など、やむを得ない場合でなければ受講日の変更は受け付けていないことがほとんどです。

違反者講習が受けられる場所は?

違反者講習は、講習通知書に記載されている場所で行われます。東京都の場合、府中運転免許試験場または江東運転免許試験場です。

基本的には運転免許試験場(運転免許センター)が指定されています。

違反者講習はコロナ禍でも実施されている?

新型コロナウィルス感染拡大の影響による、違反者講習の実施状況は各自治体ごとに確認する必要があります。

定員制限や来場制限が実施されているところもありますので、ホームページなどで必ず確認し、感染拡大防止に協力しましょう。

違反者講習の所要時間は?

講習はトータルで6時間受けることになり、途中で休憩が入ります。6時間のうち、講義3時間と考査(感想文)30分という内訳はどのコースでも共通となります。残りの2時間30分はコースによって内容が異なり、ボランティア活動もしくは安全運転指導の時間になります。

違反者講習の内容とは?

講習のイメージ画像
©Imaging L/stock.adobe.com

違反者講習には、社会参加活動を含むものと含まないものがあります。

「社会参加活動を含むもの」の場合、事前の指定された日もしくは講習日当日に社会参加活動を行ったうえで、講習を受講します。なお都道府県によっては、事前体験のコースが行われない場合もあります。

社会参加活動は一般的にボランティア活動となり、歩行者が安全に通行するための補助指導やチラシの配布など交通安全に関する広報啓発の活動、交通安全の呼びかけなどが講習内容となります。具体的な活動内容は、都道府県により異なります。

「社会参加活動を含まないもの」については、実車や運転シミュレーターによる安全運転指導を受けることになります。

また、講習の最後に考査の時間があります。テストとは異なりますが、講習を受けての感想文を書かなければいけません。

違反者講習に実技はある?

後述しますが、違反者講習はコース選択制となっており、そのうち「実車による安全運転を行うコース」が唯一実技コースとなっています。他コースに比べて講習費用が高額となります。

路上教習のように一般道を運転したち、シミューレーターなどで危険予測を行ったりしますが、実技試験が行われるわけではありません。

講習後は他コースと同様に、講習を受けての感想文を書いて提出します。

違反者講習の料金は?

違反者講習は4つのコースに分かれており、料金はコースによって異なります。

  • Aコース 実車による安全運転をするコース
  • Bコース 交通安全活動を体験するコース
  • Cコース 地域交通安全活動推進委員会の活動を体験するコース
  • Dコース 社会福祉協議会の交通安全を体験するコース

Aコースを受講する際、料金(手数料)は13,400円です。また、B.・C・Dコースの場合受講料は共通で、それぞれ9,950円になります。

一発免停は違反者講習を受けられないので注意

免許停止となった場合は、免許停止処分者講習を受講することにより停止期間の短縮を受けられる場合があります。

講習時間は停止処分になる期間で違いますが、最長では所要時間が2日間、合計12時間受講しなければいけません。

ただし、違反者講習を受講せずに免許停止となる場合、停止処分者講習で停止期間の短縮を受けることができなくなる点には注意が必要です。

また、1回で6点以上の違反を行い、一発免停となった場合は違反者講習は受けられません。スピード違反などは特に注意する必要があります。

スピード違の違反点数や罰金についてはこちら

違反といえばキップ!反則金って支払わなくてもいいの?

こんなことも交通違反に!?点数や反則金を知っておこう

すべての画像を見る (3枚)

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

この記事の執筆者
MOBY編集部