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車がひょう被害に遭ったら保険は使える? 修理費や走行中の対処法を解説
近年は、ゲリラ豪雨や天候急変にともなって「ひょう(雹)」が降り注ぎ、車のボンネットがボコボコに凹んだりガラスが割れたりする被害が多発しています。
このような予期せぬ自然災害による車のダメージは、修理代がいくらかかるか不安になるものですが、実際にひょうによる車の被害は、自動車保険の対象になるのでしょうか。
ひょうによる被害は、車両保険の補償対象になる場合が多い

ひょうの大きさはさまざまですが、なかにはゴルフボールほどの大きさのひょうが降った事例もあるなど、ルーフやピラーといった広範囲にわたって車が深刻なダメージを受けることも少なくありません。
しかし、こういったひょうによる損傷やキズは、自動車保険の車両保険において「飛来物や落下物との衝突」と見なされ、補償の対象となるケースが多いとされています。
具体的には、他車との衝突などを補償する一般型の車両保険だけでなく、補償範囲が限定されるエコノミー型の車両保険であっても対象になるのが一般的です。
また、保険金を請求する際は、いつどこで被害に遭ったのかを正確に伝える必要があるため、被害状況をスマートフォンなどで写真に収めておくとスムーズに手続きが進みます。
ただし、保険を使って修理をおこなうと、翌年のノンフリート等級が1等級ダウンして保険料が上がる点には注意が必要です。
さらに、車両保険に免責金額(自己負担額)を設定している場合は、その金額を差し引いた分だけが保険金として支払われるため、実際の修理代と翌年以降の保険料の値上がり分をしっかり比較し、保険を利用するかどうかを慎重に判断することが重要になります。
走行中にひょうに遭遇した際はどうしたらいいのか?

では、もしも走行中にひょうに遭遇した場合はどうすればいいのでしょうか。
基本的には、そのまま走り続けず、速やかにガソリンスタンドや高架下、立体駐車場など、頑丈な屋根のある安全な場所へ退避することが重要となります。
なぜなら、ひょうは落下速度が非常に速く、車の走行スピードが加わるとフロントガラスを突き破るほどの強烈な破壊力を持つためです。
しかし、屋根のある場所が見つからないからといって、道路の真ん中や高速道路の本線上に急停車することは絶対に避けましょう。
たとえば、道路交通法第75条の8第1項では、高速自動車国道等において「危険を防止するため一時停止するとき」などの例外を除き、自動車を停車させ、又は駐車させてはならないと定められています。
つまり、ひょうを避けるためだけに車線上へ安易に駐停車することは、後続車の多重追突事故を誘発するリスクのある行為というわけです。
やむを得ず一般道の路肩などに車を停める場合は、ハザードランプを点灯させて後続車に危険を知らせるなど、二次被害を防ぐ行動が求められます。
なお、万が一フロントガラスが割れれば破片が車内に飛び散る危険性があるため、車内では厚手のカバンや衣服などで顔を覆い、頭をしっかりと保護して嵐が過ぎ去るのを待つのがよいとされます。
まとめ
なお、近年の先進支援システム搭載車はセンサー類の再調整等で修理費が高額化することも珍しくないため、保険適用の可否に関わらず、安全のためにもまずは即座の避難を徹底することが大切です。
予想外の出費を防ぐためにも、少しでも車へのダメージを軽減する迅速な判断が重要になります。
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