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モチュールの人気オイルの最新価格と評判とは?300Vや5100から7100まで
目次
モチュールとは?
モチュール (MOTUL)は、1853年にニューヨークで設立された主にバイク・自動車に関わるエンジンオイルなどの潤滑油類を中心にを製造・販売を行っているメーカーです。
現在は本社をフランスに置き、80カ国以上に製品を展開しています。
日本では、バイク用のエンジンオイルとして有名ですが、最近では四輪用のエンジンオイルもスポーツカーを中心に愛用する人が増えています。
モータースポーツに積極的に参戦し、製品の開発・改良に伴う品質には定評があり、プレミアムオイルとしての地位を確立しているオイルなのです。
モータースポーツでの実績
モチュールは、モータースポーツに参戦することによって、その名を轟かせていると言っても過言ではないでしょう。
モチュールのエンジンオイルは、バイクや車のレースで活躍しており、バイクの車体やフロントフォークなどに「MOTUL」という文字を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
車のレースでは、フロントボンネットに大きく「MOTUL」と書かれています。
モチュールのエンジンオイルは、モータスポーツで実証された性能と品質を実績として市販車に提供することで、信頼できるエンジンオイルと認識されています。
エンジンオイルの粘度について
モチュールのエンジンオイルに限らず、エンジンオイルの規格にて、「粘度」は最低限の知識として理解しておいた方が良いでしょう。
エンジンオイル缶の側面の見やすい場所に、下記のような表記があります。
「10W40」
これはオイルの「粘度」を表しています。
まず左の数字(ここでは10)が低温時の粘度を示しており、その横の「W」はWinter(冬)のことです。
つまり左の数字は、冬場でのオイルの粘度を表しています。
右側の数字(ここでは40)は、高温時(夏場)でのオイルの粘度を表しています。
低温時の数字が低ければ、低温でもオイルはサラサラ状態で固まらない、粘度が低いことを意味します。
高温時の数字が高いほど、高温でもオイルの粘度が高く固いことを意味します。
粘度からエンジンオイルを選ぶ時に考えること
エンジンオイルの粘度を示す低温時の数字が低いほど、低温でもエンジンオイルが固まりにくいことを意味していますので、高地や寒冷地など温度が低い地域においてはこの数字が低い方が安心です。
高温時の粘度が低いと、エンジン内部の油膜保持性が低くなってしまうため、高温時が継続するような場合にエンジンを保護する性能が落ちてしまいます。
ただし、粘度が高過ぎるとエンジン内の抵抗が増えて、燃費が悪くなるということになりますで、エンジンの性格 / 特性、走り方にあった粘度を選ぶようにすることが大切です。
- 執筆者プロフィール
- 宮代ツトム