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【プロが教える】誰でも簡単に!?くつろげる車内へ変身「お手軽改装術とインテリア装飾」

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


ヴィンテージカーや外車モーターホームのレストア・リノベーションを多数手がけている筆者。

古い物のデザインや質感は現行車では得られない満足感や価値観があると思います。

汚れや傷みはリペアやクリーニングで見違えるように改善されますし、時には塗装や作り変えで生まれ変わることも。

特にキャンピングカーなどでは車内の居住空間は、インテリア小物や素材替えによって見違えるほど魅力的なものに変化させることができます。

そこで今回は私が好きな「お手軽改装術とインテリア装飾」の実例とコツをお伝えいたします。

激安アイテムや量販店の雑貨がジャストフィット

年々アイテムが充実して来ている、いわゆる「100円ショップ」

100円を売りにというよりは、総合生活雑貨を低価格で全世界に販売している会社まであります。

なんでもそろうこの「ヒャッキン」で売られているアイテムが、キャンピングカーにちょうどよい商品が目白押しなんです。

キャンプ用のグッズだけではなく、お家で使うアイテムもぜひ取り入れて欲しい。

例えばキッチン周りの装飾に使える壁紙やタイルシール。

ホームセンターや雑貨店でも手に入るのですが、ヒャッキンの良さはその大きさ

低価格なのでどの商品も「ちょっと小さめ」。

これが車に使うのにちょうどよい大きさなんですね。

そもそもそれほど面積が無い場所で使う材料なので、むしろ小さめな商品は好都合。

収納用品や装飾品も全部100円で、ちょうどよい大きさ。

材質が薄く軽いものも多く、耐久性よりは振動や落下で壊れてしまう恐れがある車内で使うことを考えると、こちらも好都合なのです。

他にも、メタル(金属製)のフックやハンガーを使ったりすることで、素材感が際立ち「部屋感」がアップします。

真鍮やブロンズなどの色味で、アンティークな雰囲気や優しい雰囲気を楽しめます。

チープな木製雑貨もあえて取り入れることで、ヴィンテージテイストを演出できます。

さらに好きな色で塗装するのもありですね。

季節に合わせた装飾品が売られているのもありがたい。

ハロウィンやクリスマスなら、車内と車外をトータルコーディネートしてキャンプを楽しんじゃうこともできます。

一歩踏み込んで「お家気分」に近づける

木目をモチーフにしたりすることが多いキャンピングカーの内装。

特に最近は流行にもなっている感がありますが、私は敢えて「白」などの基調色を一部に塗装することでより部屋らしい空間を作っています。

意外と無いんですよね「内装が白い車」。

でもどうですか?

皆さんのご自宅は白が基調になっていませんか?

キャンピングカーの狭い車内でも、こうした見慣れた色合いの錯覚を利用してより広く落ち着く内装を目指すことが可能です。

車内を塗装するには勇気が要ると思いますが、ある程度古くなった車両や傷んできた車内であれば思い切って「塗装」してみると雰囲気がガラリと変わりリフレッシュできると思います。

時には一部に「リアルウッド」や「タイル・石」を使うことも。

大きな面積で無くて良いんです。

少しあるだけでやはり「本物」の存在感は際立ちます。

床・壁・天井などの一部を天然木にできるとぐっと雰囲気が良くなりますが、例えばテーブルだけでも大きく貢献することでしょう。

徐々に日焼けや汚れで経年変化していく天然木は、これまでと違ったイメージと思い出を作ってくれると思います。

薄い素材の板ならば両面テープや接着剤で貼ることが可能です。

ここで注意が必要ですが、自動車の内装に使用できる「天然木」は3ミリ以上の厚さが必要です。

キャンピングカーやモーターホームで無い場合でも、「車っぽさ」を薄めることでイメージがガラリと変わります。

一番効果的なアイテムは「カーテン」。

スモークガラスは自宅には使いませんよね?

夜のお部屋を見渡せばカーテンが目に入るはず。

目隠し効果も高い「遮光カーテン」を取り付ければ機能的にも効果が高いですね。

レールもカーテンも住宅用の物で十分です。

好きなテイストのカーテンを選び、寸法に合わせてお直しして取り付けます。

面積も大きいので車内のイメチェンにはお勧めです。

クッションやラグマット、ブランケットは「柄物・色物」をチョイスしてアクセントとして利用してみてください。

大きくはない車内で目を引くアイテムがあれば、楽しさが増すばかりか空間にメリハリができて広く見える効果も

エリアごとに雰囲気を変えたり色味に統一感を持たせたりするのも効果的。

大きめの布を使ってソファーやシートをすっぽりと覆うと雰囲気を一気に変えることも可能です。

スパイスは「照明」と「グリーン」で

キャンピングカーやモーターホームも家と同じく寛ぐ時間帯は「夜間」です。

日中は移動や遊びになると思うので、一番滞在時間が長い夜の車内をどう演出するか?

それも楽しみの一つではないでしょうか。

私のこだわりはズバリ「照明」。

非日常を楽しむための車内だとすれば、そこのお手本は「ホテル」や「旅館」などのように、照度を落とした落ち着きのある空間づくりが大切です。

まず車内の照明の電球を温かみのある「暖色系」の物に交換しましょう。

LEDの物も多く出回っているので消費電力も心配ありません。

個数や位置も考慮して空間全体に「陰影」を設けることで、見えるところと見えないところが出来、奥行きを演出することができます。

明るさを得るだけではありません。

敢えて「魅せる」ことが目的の灯りを取り入れることで安らぎの空間を目指しましょう。

前述の通り、目指すのは寛ぎの「お部屋感」です。

取り入れる雑貨や寝具もアウトドア用の物からステップアップしてみてください。

特にキャンピングカーやモーターホームならばサイズさえ合わせれば、お布団なども家庭用の物はとてもリーズナブルですし、快適性も寝袋より上だと思います。

そして車内を絵や写真、緑で飾ってみましょう。

雑誌の切り抜きや写真をプリントした物でも良いですし、お気に入りのテイストにあっていればポスターなども。

さらに上級テクニックとしてお勧めなのが「観葉植物」を飾ること。

雑貨量販店等で手に入る「造花」(フェイクグリーン)が最適です。

最近売られているものは本当に驚くほどの出来栄えで、センスもよく鉢や花瓶などもついている物が沢山売られています。

車内をフェイクグリーンで彩れば、お部屋のクオリティはグッとアップすること間違いなしです。

走行中に倒れたり破損しないよう、両面テープ等で固定することはお忘れなく

自分でDIYできることから、プロに依頼して大きく変えることまで、さまざまな楽しみ方ができる「インテリア」。

シートやソファーの張替えや、内装レイアウト変更などの大幅なリフォームは、お家を建てるようなワクワクを味わえますし、プロに依頼した出来上がりはきっと想像以上になるでしょう。

今回ご紹介した自分でできる「お手軽改装術とインテリア装飾」ならば、お休みを利用してちょっとづず楽しんで頂けるのでは無いでしょうか?

まずはご自分で「どのような内装にしたいのか?」など夢を膨らませてみてください。

コツコツ自身で作り上げるもよし、プロに依頼して理想を作り上げるもよし。

より良い寛ぎの空間で楽しい車中泊ライフを実現してみてください。

ライター: D.style

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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