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子どもと楽しむキャンピングカーの洗車と清掃方法

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


読者の皆さまこんにちは、今年も春がやってきましたね。

晴天の日には出かけたくてウズウズしますが、ご存じのとおり外出自粛が叫ばれている状況下。春なのに我慢するしかなく、私もテレワークのおかげで体重とカロリーばかりが蓄積されております。

でもそんな時は、この空いた時間を利用して、キャンピングカーを洗車をするというのはどうでしょうか?

今回はキャンピングカーの洗車の方法、さらに子どもたちを巻き込みながら楽しく洗車する方法をお伝えします。

道具編

わが家のキャンカーは汚れが目立ちやすい白ボディ、何週間か放置すればすぐに「シマウマさん状態」になってしまいます。

なんなら雨が降るたびにシマウマ模様に変化するありさま・・・。金銭的余裕があれば、屋根付き車庫を建てたいくらいです。

「洗車をするのならば、徹底的にピカピカにしたい!」という方には怒られてしまうかもしれませんが、うちでは早く綺麗になればそれでオッケー。キャンカーも自家用車も中古とあって、洗車用具のこだわりは全くありません。

うちで使用しているキャンカー向け洗車用具は、基本的に、柄の長いブラシとタイヤ周りのブラシ、そして「魔法のスプレー」の3つだけです。

基本的には側面部分のみ水かけとブラシ洗浄を施し、最後に水で流して拭きあげをしています。

聞いたところによれば、屋根の部分もしっかり掃除しておかないと、流れる雨水により側面部が汚れてしまうのだとか。

私も昨年末に一度意を決してリアラダー(専用のはしご)を使い、高さ約3mの屋根部に上り掃除をしたのですが、それが結構大変な作業でした。

足を踏み外したら最悪の事態になりかねず、おそるおそるヘッピリ腰で洗いましたよ。

実は私は建設業の営業部に勤めており、ヘルメット着用や墜落防止対策をするのは日常茶飯事。そんな私にとってこの状態は、工事現場では絶対NGな危険レベルの作業でした。

コレで落下すれば冗談抜きで大けがや最悪の事態を招きます。

しかし、だからと言って専用洗車場に行けば、高い出費になると思いなんとかその作業をしました。仕事でいつもお目にかかる足場資材を、中古でも良いから買おうかと検討しているほどです。

「魔法のスプレー」

こちらが、我が家の洗車で大活躍の「魔法のスプレー」(娘が命名)。

それまでは自家用車で使用していたカーシャンプーを試したりしたものの、全く「シマウマ」が消えず効果はなし。

どうしたら良いものかと悩んだある時、店頭に並ぶ商品のPOPをうのみに試し、成功したのがコレでした。リンレイの「水アカスポットクリーナー」です。

後から調べてみると、自動車のSNSでは、レビュー数364件・評価4.27点を得ている代物。しかもオートバックスなどの専門店に行けば、税込1,000円以下にて入手可能です。

車体素材により洗浄効果に差が出るかもしれませんが、とにかく作業が楽なんですよ。

洗車方法は水かけ後にブラシにも水を含ませ、このスプレーをシュッシュとかけます。あとは車体をゴシゴシ磨けばOK!

キャンピングカーは車体面積が広いので、何度かこの作業を繰り返す必要はありますが、これでかなり汚れは落ちますよ。

多少汚れが残る箇所はあるので、そこは脚立に乗り手作業で清掃しましょう。

わが家のキャンピングカーは中古車ゆえに確実な素材情報は少ないのですが(FRPの車体かと思われます)、免責でお試し頂く価値はあるでしょう。

マメに掃除しておくと、数カ月おきに大掛かりな洗車を行うよりずっと短時間で済むので効率的です。このスプレーで一度清掃してしまえば、ある程度の効果を維持できるので本当に重宝しています。

なお、ブラシはカインズにて1,500円程度で購入しました。

意外なのですが、どこの店舗でも置いてあるのは、この長さではブラシタイプだけなんですね。個人的にはゴシゴシ感の得られるスポンジタイプが好みですが、需要がないのでしょうか。

なお、ブラシヘッドだけでリプレイスできるタイプも理想ですが、残念ながらどこにも販売されていません。ネット上では類似品が見られるようですが、サイズが長尺になり相当な送料がかかるでしょう。

ピカール

おまけとして昔から有名な「ピカール」もご紹介しましょう。

中古車ゆえに諦めていたキャビン出入口の金属ドア枠や、ヘッドライトの曇り磨きには、液体コンパウンドは効果抜群です。

中でもドア枠は洗剤や雨などさまざまな汚れが蓄積し、白化していました。しかし、このピカールで磨けば「ピカールだけにピカピカ」に。

スプレーを吹きかけ、タオルでゴシゴシ磨きます。タオルは何枚あっても足りないほど使用しましたが、きれいに汚れが取れました。

他にもリアランプのフレームなど、まだまだ清掃したい箇所はありますね。

ピカール自体は安価ですし、今後も地道に磨いて行きたいと思います。

子どもとの洗車、どこまで任せるか。

さて、わが家の子どもたちですが、小5の11歳娘、3歳のチビ息子という2名が、洗車の「戦力」に控えています。

どちらも無類の車好き。1人でゆっくり洗車でもしようものなら、水遊び同然に「即参加表明」をしてくる始末です。

まあ、中古車なので2人にはお任せしているフリをし、2度洗いかタイヤホイール洗いを中心に手伝わせております。

土日などの休みで天気が良い時が洗車のタイミングですが、私も仕事をしている45歳。休みの日に、全部屋を掃除機がけした後に洗車をすれば、いささかの安息が必要。猫の手にはなってくれる子どもたちは頼りですね。

ただ上の娘はある程度任せて安心なのですが、下の息子は何をしでかすか分かりません。

それこそクレヨンしんちゃん並みに予測不能なので、放水だけはさせず、小さなブラシ洗浄担当にしています。何をするにしても旺盛な好奇心と、謎のトライ精神だけはハイレベル。

私がそれを阻止した場合の「事後処理」が大変なので、危険がない範囲で「やってみなはれ」とさせているのです。

無言で何かやっている時は、だいたいロクなことをしておりません。リスクとしては洗剤多用、衣服や靴がビチョビチョで風邪を引きかねない状態、結局汚れが落ちていない、私もズブぬれにされてしまう等々、挙げたらキリがないのです。

ですが、親子で何かをすることは、いずれ良い思い出になるはずだとおさめる次第です。

もしもこれがピカピカの新車で、腫れ物に触るくらいの扱いをしている方ならば…「発狂しそうな事態」がおきるかもしれません。ですので、多少の粗相が許せる方は、ぜひカーライフの一部として子どもとの洗車を楽しんであげてください。

洗車から学ぶ物事の段取りや、綺麗にできた達成感をともに感じるでしょう。

わが家では、せっかくやってくれるので結果を褒めてあげて、私が最終仕上げをするという流れです。

モノを大事にする心に、お手伝いの心、そして達成感の体得。それを味わう作業体験ならば、親子で行う洗車はなかなか良い機会ではないでしょうか。

拭きあげ

大体洗い終えれば、拭きあげに入ります。もうこの段階になると子どもたちも飽きてしまい、突然足こぎカートが走り出したり、全く関係ないことを始めたりと、いつも現場は混乱状態。どこまで洗浄したのか?きちんと流したのか?

こんな時は私の職業柄が出てしまい、ついつい「作業工程」を聞いてみます。するとあっちにチョコチョコ、こっちもチョコチョコと、終わっていないばかりか「是正措置」が多数発生しているではありませんか。

私も子どもたちの普段の生活を見ていますが、こういった掃除などに性格がそのまま出るものですね。あんまりきつく言うと「パパなんか大っ嫌い!!」となるでしょう。

しかしここは妥協と手抜きをせず、仕上げをきちんとするよう指示します。窓拭き一つにしても、そんな体験をさせることが大切ですね。

車内清掃

車内は全くもって、住まいと同じクオリティで清掃しています。

拭き掃除はやはり「マイペット」が最強アイテムでしょう。掃除機も車載用などは使わず、延長コードを引き自宅用の掃除機で行っています。

お菓子の食べカスや、寝具から発生するほこりなどには強力バキューム。手あかや床のベタベタ汚れには、雑巾がけが一番です。

この時の子どもたちと言えば、全く関心を示しません。結論は「水遊びの領域」であるのが洗車でして、車内の掃除に関しては、普段から部屋を散らかして片付けない感覚が出てしまっているのです。

ところで、普段から車内を汚さないために一番気を付けていることがあります。

それは走行中の飲食を極力させないこと。

私の目が届かない中で飲食をさせれば、悲惨な事態がおきる・・・これは経験上間違いありません。

自宅でも、思いもよらぬ箇所から有り得ないモノや、化石状態に変化したモノが出てくるのと同じ。この事象を断つには、飲食は停車中のみにしておく…これがわが家・わが車の原則です。

まとめ

キャンピングカーを手に入れる以前にも自家用車は所有していましたが、キャンピングカーは子どもたちにとっての「遊びカー」。

洗車も自ら進んで手を挙げるくらいなので、洗車を通しモノを大事にする心をこれからも育てていこうと思います。

親子で行う適度な運動と作業は、きっと一生の思い出になるはず。キャンカーを購入して、改めて良かったなあと感じています。

皆様とご家族のお役に立てれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。

ライター: エジイ

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執筆者プロフィール
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