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「ギリギリで避けたからセーフ」ではない!?知らないと「ひき逃げ犯」に?当たってなくても事故扱いになる「非接触事故」とは
知らないとヤバい「非接触事故」とは?

交通事故と聞くと、車と人や物とがぶつかる「接触事故」を思い浮かべる方がほとんどかもしれません。しかし、たとえ車が何かにぶつかっていなくても、「非接触事故」として扱われるケースがあることを知っていますか?
非接触事故とは、車が直接接触していなくても、車の存在や動きによって周囲の人や物が危険を察知し、それを避けようとした結果、転倒したり他の障害物に衝突したりして、怪我や損害が発生する事故のことを指します。「狼狽(ろうばい)事故」や「驚愕(きょうがく)事故」とも呼ばれます。
「当たっていないから関係ない」と思われがちですが、この非接触事故、実は最悪の場合「ひき逃げ」として扱われる可能性もある、非常に深刻なものです。もしあなたが加害者と見なされれば、免許取り消しや、その後の裁判で圧倒的に不利になることもあります。また、被害者となった場合も、加害者の特定や損害賠償請求が困難になることがあります。
このように、非接触事故は誰もが巻き込まれる可能性があり、その後の影響も甚大です。そのため、事前に知識を持っておき、事故を未然に防ぐこと、そして万が一起きてしまった場合に適切に対応することが極めて重要になります。
加害者の常套句「この程度で大げさな」
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...