運転免許
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レッカー車の免許ってどうなってる?けん引免許も必要?公道で安全に運転するために必要な知識とスキルとは
目次
レッカー車はどんな免許を持っていれば運転できる?
レッカー車は国土交通省が定める特殊用途自動車です。アンダーリフト、ウィンチブーム、クレーン、ベルトアタッチメント、ピントルフックなど、車を引き上げて動かすための特別な装備が備わっています。
レッカー車を自ら使用する際には、「レッカー車を運転するための免許」と「レッカー車で他の車をけん引するための免許」が必要なケースがあります。
アウトドアレジャーなどでキャンピングトレーラーをけん引したいと考えている場合も同様に、トレーラーを運転する免許とけん引する免許が必要なことがあります。
どの大きさのレッカー車が運転できるかは運転免許証を確認しよう
レッカー車は小型、中型、大型に分けられます。
主に3トンまでの車をけん引するのが小型レッカー車で、JAFや事故救援時に対応する会社が保有している車です。
その上には4トン車をけん引できる中型レッカー車、8トン~10トンの大型車をけん引できる大型レッカー車があります。
2トントラックベースの小型レッカー車の場合、平成29年3月12日以前に普通自動車免許(現在は中型8トン以下限定に変更)を取得した方であれば、普通免許で運転することができます。
しかし、平成29年3月12日以降に運転免許を取得した方は、準中型免許がなければ運転することができません。
レッカー車を運転できるかどうかは、レッカー車の大きさと、自身が保有している運転免許証の条件を照らし合わせて確認してみましょう。
- 執筆者プロフィール
- Red29
- 1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...