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【自動車保険の選び方】4つのポイントと保険料の目安|2020年最新情報

自動車保険は「2階建て構造」

車を運転する人にとって、万が一の事故に遭遇した際の経済的負担を軽減してくれる自動車保険は強い味方であり、その選び方はいつの時代も非常に関心の高いテーマです。

自動車保険は2階建て構造になっており、車を所有したら加入が義務付けられる自賠責保険(その性質から「強制保険」とも俗に呼ばれる)、万が一のとき自賠責保険で補償されない範囲をカバーする、自動車保険(強制保険の通称名と対照的に「任意保険」と呼ばれる)の2つがあります。

自動車保険(任意保険)は、保険会社が法制度の範囲内で自由に特色を打ち出し、さまざまな保険商品が販売されています。このため、自賠責保険はどうやって選べばよいのか、とてもわかり辛くなっています。本記事では、この悩みを解決すべく、自動車保険の選び方を4つのポイントにまとめ、複雑な自動車保険の種類と保険料料の目安についてお伝えします。

(豆知識)自動車保険に「入る」「加入する」と一般的にいわれています。厳密にいえば前述しましたように、保険は買う=消費するものです。保険会社は自社の保険のことを「商品」と呼び「販売」しています。

自動車保険の種類と保険料の目安は?

風景と車
©naka/stock.adobe.com

対人賠償責任保険

自賠責保険では補えない部分を補足してくれるのが、この対人賠償責任保険です。自動車を運転している際の事故などにより、相手にケガをさせてしまったり、死亡させてしまったりした場合に、相手側への賠償として支払われる保険です。

法的に加入が義務付けられている自賠責保険により支払われる限度額は、死亡事故の場合で被害者1名あたり3,000万円、重度後遺障害の場合で被害者1名あたり4,000万円、ケガの場合は被害者1名あたり120万円となっています。

傷害保険

傷害保険とは、クルマに搭乗中の方、保険契約に記名された被保険者の方、さらにその家族がケガをした場合に補償される「自分のケガのための保険」です。

傷害保険の主な内容としては、下記にあげる「人身傷害補填保険」、「搭乗者傷害保険」、「自損事故保険」、「無保険車傷害保険」の4つがあります。

人身傷害補償保険

家族や自分自身が自動車事故で死傷した際に、実際に生じた損害を補償するための保険です。治療費、逸失利益や精神的損害としての費用が、自身の責任割合にかかわらず、契約された保険金額を限度として支払われます。

人身傷害補償保険により支払われる保険金の限度額は3,000万円以上で、1,000万円単位の金額で設定できるものがほとんどです。無制限が安心といえますが、コストを考えると3,000万円を基本として必要に応じて5000万円、1億円、無制限とグレードアップすることをおすすめします。また、各社の設定割合をみると、3,000万円~5,000万円での設定が比較的多いとされています。

搭乗者傷害保険

契約中の車に搭乗中の方が自動車事故により死傷された場合に、あらかじめ定められた額が補償される定額タイプの保険です。

搭乗者傷害保険の保険金額は通常1,000万円となります。しかしほかに人身傷害補償に加入している場合には補償内容が被るので減額対応とする選択もあります。また付帯そのものが無いという保険会社もあります。

自損事故保険

建物や街路樹との衝突事故など、いわゆる自損事故により死傷された場合に補償する保険です。傷害、後遺障害、死亡、それぞれ定額で保険金が支払われます。自動付帯されている保険にて、保険金額は1,500万円で固定となります。

無保険車傷害保険

無保険車、または保険に入っていても補償内容が不充分な自動車との事故により、死亡または後遺障害を被られた場合に、加害者(無保険車を運転中の方など)が負担すべき損害賠償額のうち、自賠責保険等の保険金額を超える部分を補償する保険です。

無保険車傷害保険の保険金額は、ほとんどの保険会社で自動付帯となり保険限度額設定は2億円が一般的ですが、一部、人身傷害補償保険の金額に準ずる会社もあります。

車両保険

車両保険は自分の車にかける保険です。交通事故、自然災害、駐車場でのいたずら、飛び石によるヒビ割れなど、車の修理が必要になる要因は様々ですが、 車両保険に加入していればこれらの修理が必要になった際にも保険金が支払われます。

車両保険の保険金額は車の型式と登録年度により算出決定します。とはいえ金額には若干の幅があるので、現状より安くしたい、または高くしたい場合には保険会社の担当者に相談すると良いでしょう。

保険料の目安

保険料の目安の参考例として、一定条件でのネット損保による自動車保険金額の年齢別見積事例をご紹介します。尚、契約条件により、実際にご契約いただく際の保険料とは異なる場合がありますので、あくまで目安としてご参考ください。

前提条件

車名:プリウス
型式:ZVW51
初年度登録年月:2019年4月
用途:自家用 普通乗用車
車両保険金額:355万円(ありの場合)
料率クラス:車両9 対人11 対物5 傷害8
ASV(先進安全自動車)割引:なし
保険期間:1年間
運転免許証の色:ゴールド
使用目的:主に日常・レジャー
主な使用地:東京都
運転者限定特約:運転者本人限定
事故有係数適用期間:0年
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
対物超過修理費用特約:あり
人身傷害:3,000万円(搭乗中のみ)
搭乗者傷害:なし
弁護士費用:300万円

月額の保険料一例

20歳(前契約なし)

等級:6等級
車両保険なし→34,700円
車両保険あり→55,960円

25歳(契約5年目程度)

等級:10等級
車両保険なし→18,540円
車両保険あり→28,300円

30歳(契約10年目程度)

等級:15等級
車両保険なし→17,290円
車両保険あり→26,130円

自動車保険の選び方4つのポイント

契約書にサインする新婚夫婦
©Monet/stock.adobe.com

代理店型かダイレクト型かを選ぶ

「代理店型」は「対面式」とも呼ばれる保険代理店の窓口や保険外交員(営業マン)を通じて保険に加入する方法です。「ダイレクト型」は「インターネット通販型」などとも呼ばれインターネットの普及とセキュリティ面の向上から規制緩和され、WEBサイトやコンビニ端末から保険加入ができようになった比較的新しい方法です。

代理店型のメリット・デメリット

対面型のメリットは、
・プロのアドバイザーと直接相談しながら補償内容を検討できる
・ 担当者が対面で手続きを代行してくれる
・万が一の事故の際、保険代理店の担当などが直接対応してもらえる
といった安心感、利便性の高さがあります。特に、自動車ディーラーは基本的に対面型の保険代理店となっており、車の購入と同時に保険加入手続きができ、万が一の事故のときは車の修理から保険手続きまでワンノブで行えるといった利便性の高さがあります。一方で、保険会社の人件費などの販売管理費や保険代理店のマージンがあり、ダイレクト型に比較して保険料が高いといったデメリットがあります。

ダイレクト型のメリット・デメリット

ダイレクト型は、代理店型と比較して保険料が安いというのが最大のメリットになります。複数の保険会社の保険料を各社のWEBサイトから簡単に算出でき、比較するのも楽です。電話での相談窓口あり、どういった補償をつければよいのかなどの検討もできます。デメリットは特にありませんが強いていえば、対面でない故の不安感ぐらいでしょう。

対人・対物の補償額を決める

自動車保険を契約する際に、保険料の安さだけを優先して肝心の補償額を必要以上に削ってしまっては、万が一のための備えとして意味がありません。

自動車保険の中でも一番のメインとなる対人賠償、対物賠償は無制限とするのが基本です。

車両保険の有無を決める

先述した車両保険は任意保険の補償の1つであり、自動車を所有して運転する人が必ず入る「強制保険」ではありません。

しかし、ゲリラ豪雨や台風・津波など、自然災害が多発傾向にある地域にお住まいの方は、所有する車の金額や今後の価値、なくした時に生じる不便さまでしっかり熟慮して、車両保険の要否を検討すべきです。

補償範囲と特約を決める

自動車保険の特約として代表的なものは、弁護士費用補償特約、個人賠償責任特約、ファミリーバイク特約の3つがあります。

自動ブレーキ・ドラレコで保険料が割引に

ドライブレコーダー
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近年、自動ブレーキなどドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載したASV(先進安全自動車)の普及が進んでいます。

非先進安全自動車よりも先進安全自動車の事故率が低いことが一定程度認められたため、損保業界も先進安全自動車の保険料を相対的に安くすることが可能であると判断しました。

2018年1月1日以降、損害保険料率算出機構は「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の装着の有無」によって保険料をさらに区分するための保険料係数を導入しました。これにより自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)搭載車の保険料は最大で9%ほど減額となる見通しです。

また、ドライブレコーダーで取得した走行データに基づき、安全運転で保険料を割り引く「テレマティクス自動車保険」を導入する保険会社も登場しました。
この自動車保険は、保険会社指定の通信機能付きドライブレコーダーを使用することで、安全運転スコアに応じた保険料割引が継続時に適用される仕組みです。安全運転が3段階で評価され、最良の場合は最大8%の割引が適用されます。

今後も自動車の安全性の向上、道路環境の整備によりあらたな特約、保険料の割引が登場してくることでしょう。現在、最も注目されているのは、自動運転と自動車保険の関係です。目まぐるしく変化するモータリゼーション、自動車保険の最新情報は、MOBYで随時お伝えしていきます。

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この記事の執筆者
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