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【DIY初心者必見】NV200が自作バンライフにおすすめな理由とは?!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
目次
NV200を実際にDIYしてみた
近年SNSや雑誌でもよく見るようになった「バンライフ」。
自分たちで好きなように車内のインテリアを自作して旅を楽しむスタイルに誰もが一度は憧れたことがあるでしょう。
とはいえ、実際に始めようと思ってもDIYに不慣れでそもそもどの車種を選べばいいのか分からない。
そんな悩みもあるかと思います。
そこで、本記事ではバンライフで累計100泊以上全国を旅しながら活動している筆者が、愛車に選んだNV200のおすすめポイントや車種選びのコツをお伝えしていきます。
バンライフをするなら車内のDIYも楽しみたい。
具体的な車種選びのコツを教えて!という方はぜひ、参考にしてみてください。
NV200が自作バンライフにおすすめな5つの理由
さっそく、NV200が自作バンライフにおすすめな理由をご紹介していきます。
実際に車内をDIYしながら気づいたポイントになるので、参考にしていただけると幸いです。
NV200が自作バンライフにおすすめな5つの理由はこちらです。
・荷室が広い
・車内の凹凸が少ない
・ボルト用の穴が標準装備
・調べれば情報が出てくる
・エンジン停止中でも窓の開閉ができる
それぞれ具体的に解説していきますね。
NV200の荷室が広い
バンライフをするならまず車内の広さは絶対に必要ですよね。
NV200はベースが商用車なので荷室部分は広く作られています。
そのため、ベッドやテーブルなど自由にインテリアをアレンジして楽しむこともできます。
車内空間の狭い車種の場合、DIYでできることが限られてしまう可能性があります。
ベッドやテーブルを入れると圧迫感を感じる人もいるでしょう。
その点、NV200は大人2人が寝てもまだ十分にスペースが確保できるので窮屈さを感じません。
NV200の車内は凹凸が少ない
DIYをするにあたって最もネックなのが車内の凹凸とも言えます。
床や壁に凹凸の多い車だと内装の家具などをつくる時にうまくいきません。
しかし、NV200の床は多少の凹凸はあるものの、板を乗せれば完全フルフラットな状態になります。
唯一凹凸の部分で気にしなければいけないのはタイヤのでっぱり部分のみ。
そこさえ気を付ければ車内のDIYで難しいことはありません。
凹凸が多いと木材の曲線カットも頻繁に発生します。
DIY初心者の場合は曲線カットがむずかしく感じる方もいるので、車内の凹凸が少ないNV200はDIY初心者の方でも簡単に内装が整えられるというメリットになります。
NV200はボルト用の穴が標準装備
次に気づいたNV200の良さは、標準で車内にボルトを差し込める穴が付いていることです。
車体に穴をあけると車検に通らないなどの不安が残りますが、標準装備の穴を使ってテーブルや木材を固定できるので安心ですね。
NV200の情報は調べれば出てくる
バンライフを作り始めて「ここはどうすればいいんだろう?」という悩みがしょっちゅう出てきます。
そんなときに助けてくれるネットの情報は本当に助かります。
すでに同じ車種でバンライフを完成させた人の制作手順などyoutubeやSNSでたくさん出てきます。
調べてもなかなか情報が出てこない車種の場合、一から自分で考えて試して、失敗しながらやっていくしかないので、調べれば情報が出てくるという部分ではNV200はメリットしかありませんね。
NV200はエンジン停止中でもサイドの窓を開閉できる
窓の周辺のDIY中は特に窓の開閉に木材が接触していないか、気にしなければいけません。
とはいえ、毎回確認のときにエンジンをかけて窓の開閉を確認して、エンジンを切る。
大した手間には思えないかもしれませんが、何度も何度も調整が必要になると意外と手間になってきます。
しかし、NV200はエンジン停止中でも手動で窓の開閉が行えるようになっているので、毎回エンジンをかけにいく手間が省けます。
さらに、DIY中ではありませんが、車中泊をしているときでも車内の換気や景色を見たいときにサクッと開けられるのはメリットともいえるでしょう。
車種選びで意識しておくべき3つのポイント
NV200が自作バンライフにおすすめの理由を解説してきました。
ここからは、自作バンライフの車種を選ぶときに最低限意識しておくポイントをご紹介していきます。
意識しておくポイントは全部で3つあります。
・広さが適切かどうか
・運転がスムーズにできるかどうか
・必要な装備はついているか
それぞれ解説していきますね。
広さは適切かどうか
車内で過ごす時間が圧倒的に多いので、車内で過ごしていても窮屈でないかどうかはとても大切です。
空っぽの状態の車内は広く見えてもベッドや他のインテリアを配置すると意外と狭く感じることもあります。
どんなベッドを設置するのかなど、車内で過ごすイメージをあらかじめしておくことも大切です。
運転がスムーズにできるかどうか
普段小さめの車を運転していると、大きな車に乗り換えたときに運転の感覚の違いに驚くことがあります。
内輪差や、後部の長さ、運転席からの視界など、異なる部分が多くあります。
「こんな大きい車運転できるかな…」と少しでも不安になりそうなら必ず試乗してください。
車の運転は感覚が大切なので、自分自身が運転できるかどうかしっかりと確認しておきましょうね。
ちなみに筆者はNV200よりも大きな車を試乗して「あ…無理かも」と感じたので、バンライフが快適になるとはいえ、運転に不安が残ると感じたので潔くあきらめました。
もちろん、運転が得意、慣れれば問題ない。という方なら車内も広く快適に過ごせる大きな車種を選ぶという選択肢も大丈夫です。
装備はしっかりとついているか
中古車の場合、車についている装備に大きな違いがあることもあります。
必ず車についている設備についても確認しておきましょう。
たとえば車についていると嬉しい装備としては以下のものが挙げられます。
・ドライブレコーダー
・バックモニター
・ナビ
・ブルートゥース
など
自分の運転中の操作をアシストしてくれる大切な装備なのでしっかりと確認しておきましょう。
DIYバンライフに最低限必要な内装
最後にDIYバンライフで最低限必要な内装を簡単に紹介していきます。
車内で快適に過ごすためにあると便利なものはこちらの5つです。
・ベッド
・マットレス
・カーテン
・テーブル(棚)
・シンク
まず、就寝場所であるベッドを配置するところから車内の空間をイメージしていくのがおすすめです。
何人で就寝予定なのか、そのために必要なサイズを作るといいでしょう。
もちろん床でそのまま寝るというスタイルでもOKです。
その場合は凹凸が気になる部分にタオルなどで工夫するといいでしょう。
ベッドが完成したらベッドの上のマットレスですね。
マットレスがあるのとないのとでは睡眠の質が全く変わります。
できれば8~10cm程度の厚さのあるマットレスを用意するといいです。
過去に5cmほどのマットレスで製作したのですが、薄くて寝るにはあまり適していませんでした。
マットレスの次に大切なのは、カーテン(目隠し)ですね。
夜間など車内で明かりをつけていると外から丸見えになります。
防犯上も良くないので必ず窓に何かしら目隠しをつけるようにしましょう。
テーブルや棚もバンライフではあると快適度が全く違います。
就寝時に飲み物などを置けるスペースがあると、すべて片付ける必要がないので就寝までの流れがスムーズに行えます。
また、調理などを車内でする場合にもテーブルがあると安心ですね。火器を使った調理は安全第一です。
必ず安定したテーブルや台の上で作業するようにしましょう。万が一火事にでもなったら本当に大変です。
最後にシンクですね。
私たちのバンにはシンクは設置していませんが、自作バンライフの方でシンクを設置している方は多くいます。
さくっと手を洗ったり、食材を洗ったりする場合に便利かと思います。
まとめ:NV200でちょうどいいバンライフを楽しもう!
NV200が自作バンライフに最適な理由や、バンライフをする車種の選び方を紹介してきました。
車の選び方を迷っていたという方の参考になったら嬉しいです。
バンライフは車内を自分好みにカスタムして楽しめる最高に楽しい大人の秘密基地です。
バンライフを日本でもっと楽しめるようにこれからも発信を続けていきます。
ライター:さん子
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...