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「吊り下げ収納」で車内すっきり!壁面・天井・シート背面を活用して収納力をアップする!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
広さに限りのある車内。
自宅と比べるとかなり狭いスペースではありますが、車中泊をする際には、寝泊まりや飲食などを車内で済ませる必要がありますよね。
しかも車中泊では着替えや洗面道具、調理器具やポータブル電源などさまざまなアイテムが必要になり、それらをすべて積み込んで車中泊旅にでかけることになると思います。
溢れかえる荷物を上手に整理し、然るべきところに収納できていないと、過ごすスペースがどんどん狭くなり、車内も散らかり放題で居心地が悪くなりがちです。
そこで今回の記事では、たくさんある車中泊アイテムを車内で上手に整理するために、壁面・天井面を活用した「吊り下げ収納」を取り入れるためのアイデアや、おすすめのアイテムについてお話していきたいと思います。
車内で横になって眠ったり、食事を取ったりすることを考えると、収納できるスペースはかなり限られてくると思います。
収納スペース確保のために、壁面や天井面を活用することは、収納力アップのひとつの手段となるんですよ。
「車内がどうしても散らかってしまう」「車中泊アイテムが車内に収まり切らない」という方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
車内収納の限界!ごちゃつく車内はどうしたらいい?
ごちゃつきがちな車内の収納。さまざまなアイテムを試したり新たに収納場所を設けてみたけれど、どんどん増えるアイテムにお手上げ状態・・・、という方も多いのではないでしょうか。
「もうこれ以上収納場所を増やせない・・・」と思っていても、意外な場所が新たな収納場所になることもあります。
それが「壁面」や「天井面」、そして運転席・助手席の「シート背面」です。
フックなどにひっかける「吊り下げ収納」を活用することで、細々とした車中泊アイテムから、バスタオルや毛布など場所を取るものまで収納することが可能になるんです。
自作で壁面収納を作っている方もいらっしゃいますが、市販品でも壁面や天井面を活用できるアイテムが多く販売されており、車内で使いやすい「車専用アイテム」も豊富な種類が揃っています。
収納したいアイテムにあわせて大きさを選んだり、車内での過ごし方に合わせてどこに追加するのかで選んだり。
また色やデザインなどもたくさんありますので、ぜひ好みや現在の車内インテリアに合わせてチョイスしてみてください。
壁面・天井面に使える!便利な「収納アイテム」を活用しよう
車内の壁面や天井を活用しながら収納力をアップできる、車中泊に最適な「収納アイテム」を以下でご紹介していきます。
吊り下げ収納をひっかけるための「フック」についても、便利なものが多数販売されていますので、ぜひ以下を参考にしてみてください。
おすすめ車内吊り下げ収納1.座席背面にはウォールポケットや吊り下げ収納用バッグを
運転席や助手席などの背面には、ヘッドレストに引っ掛けるタイプのウォールポケットや、吊り下げ収納用の大きめのバッグが最適。
車用のウォールポケットやバッグシート収納は、ヘッドレストに引っ掛けるだけですので取り付けがとても簡単。
特にウォールポケットタイプは、大小さまざまなポケットがあらかじめ用意されており、ティッシュを入れるための中央に穴が空いたスペースや、ペットボトルなどドリンク類をいれておける縦長のポケットがあったりと、車内専用アイテムなだけあり、かなり便利に使うことができます。
また自宅での使用を前提として作られている吊り下げ収納用のバッグも、引っ掛ける紐の部分の長さが合えば車で使用することができます。
筆者は最近大きくて深さもある収納バッグを購入して吊り下げていますが、元々は家の細々としたものを収納したり、赤ちゃんのおむつをいれてベビーベッドなどに吊り下げておくアイテムのようです。
こういった「自宅の収納用に作られたアイテム」も、サイズや使用目的がピタリとハマれば、車で使用することが可能になります。
おすすめ車内吊り下げ収納2.壁面には取手付きバッグをひっかけて
運転席や助手席など座席の背面や、車内壁面に追加したフックには、小物を収納するための「取手つきのバッグ」をかけるのがおすすめ。
取手つきのバッグであれば、すでに自宅でいくつか持っているという方も多いと思います。
自宅にあるものをそのまま使用しても良いですし、100円ショップなどでぴったりなサイズのものを購入することも可能です。
取手がついているので、必要なときに手軽にパッと手に取ることができます。
たくさんのアイテムを入れておいても、トートバッグなど間口が広いものを選ぶことで、探しやすく出しやすい状態を保つことができますよ。
筆者は写真のバッグ中に、ハンドクリームや髪をとかすブラシ、マスクやタオルハンカチなどを収納しています。
後方のスライドドア付近にかけていることもあり、車内・車外どちらからも取り出しやすく、使い勝手はかなり良いです。
必要であれば、そのままお風呂やトイレまで持っていくこともできます。
普段持ち歩いているバッグとは別の「サブバッグ」として使用することもできるので、車中泊の最中はとても重宝しているんですよ。
さらに、お好みの色・デザインのバッグをチョイスすることで、インテリアの一部にもなります。
おしゃれなインテリアを演出しながら収納も兼ねることができており、かなり優秀です。
おすすめ車内吊り下げ収納3.天井収納用ネットで天井も活用!
車専用のアイテムとして販売している「天井収納用ネット」を使用すれば、天井面も活用することができます。
筆者は壁面・天井面に木材を打ち付けてあるため、ネジ式のフックを取り付けてそこに設置していますが、通常は車内壁面にある「手すり」に取り付けるようにできています。
特に難しい工程なく取り付けが可能ですし、一度取り付けてしまえば広いネットにたくさんの荷物をいれておくことが可能になるため、収納力アップにかなりおすすめです。
筆者はバスタオルを袋に入れて収納していたり、季節によってストールや膝掛け、毛布などを収納しています。
天井収納用ネットは、布製品などの「かさばるけれど重さのないもの」を収納するのに最適です。
車に穴を開けずに車内に増やせるフックもあります!
フックがあると便利なのはわかったけれど、「フックを取り付けるために、車内壁面に穴は開けたくない・・・」という方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが、座席や助手席のシート背面に取り付けられるフックやウォールポケット、車内壁面に貼り付けられるマグネットフックです。
いずれも車内壁面に穴を開ける必要はなく、座席背面に取り付けたり、壁面の鉄部分にペタッと貼り付けるだけでOK。
これだけで収納力はグンとアップしますし、比較的価格帯も安いものがたくさん出回っていますので、予算があまりなくてもすぐ取り入れることが可能です。
車内用のウォールポケットなどはさまざまな色合いのものがありますし、ポケットの数なども、少なめから大容量まで豊富な種類が揃っています。
ご自身の車中泊スタイルや好み、予算に合わせて、最適なものをチョイスすることが可能ですよ!
座席や壁面、天井を活用して収納力をアップしよう!
今回は、壁面・天井面を活用した「吊り下げ収納」を取り入れるためのアイデアや、おすすめのアイテムについてご紹介しました。
車専用のものだけでなく、普段の生活ですでに使っているアイテムから自宅の収納用に作られた収納グッズまで、さまざまなアイテムが車内の収納に活用できることがわかっていただけたかと思います。
まずはいま持っているアイテムを活用してみて、それでも収納が足りなかったり、思ったより使い勝手が悪いと感じたときには、車専用のアイテムなども追加してみてください。
車専用のアイテムであっても、さまざまな色・デザインの商品がたくさんあります。
ぜひご自身の目的や好みに合った素敵な吊り下げ収納をゲットしてみてくださいね。
ライター:haru.
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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